VWのザ・ビートルの日本での販売が2019年で終了されることが発表された。
「国民車」というブランドで、実直な車作りという印象が強い同社にあって、
このビートルだけは別格、何というか「古き良き時代のVW」という
イメージを漂わせる良い車だ。
丸目のヘッドライトに、オーバル(楕円)フォルムのキャビン。
それを現代的にアレンジして、内装やパワートレインも現代風にして、
よくまとまっている車だと思う。
画像は、音響面を強化した限定車だが、294万円。
なかなか良いと思う。
どこのメーカーも、押し出しが強くなって、スポーティー感を強めて
きている傾向があって、路上が殺伐としてきている。
その中にあって、丸目のフィアットやハスラー・クロスビー、
そしてこのビートルのような車の存在は貴重だ。
後継車種はあるのだろうか?なくなってしまうのは惜しい。