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Channel: エディの書斎
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コールドスタートがない??

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一般に、エンジンを搭載する自動車は、始動直後はエンジン回転数が高めで、
エンジンやオイルが温まるまでの一定時間それが続きますよね。
「コールドスタート」あるいは「冷間始動」と呼ばれ、
一定時間エンジンが多く回ることを「暖機運転」と呼びますね。
以前は、暖機運転が終了するのを待ってから走り出した方が良いという時代もあったようですが、
最近はそれは必要がないという認識が一般的になりました。

しかし、暖機運転が必要ないと言われていても、
実際には始動から一定の時間、エンジン回転数が高まるのが普通のようです。
その間はエンジン音がうるさく、加速感が普段と異なってギクシャクした運転になりますし、
燃料消費量も多くなっています。冬の近場乗りの燃費の悪さは、「超コールドスタート」によって
暖機運転の時間が長くなっていることが原因でしょう。
前々車のタントカスタム、前車のスプラッシュもそうでしたし、
プジョー207もそうだし、レンタカーで乗った車なんかもことごとく同じだったと思います。

しかし!208アリュールは違うんです。
コールドスタートであっても、エンジン回転数は普段と同じなんです。
エンジン音は静かだし、加速感も普段と同じです。
燃料消費量は分かりませんが・・・

208アリュールに搭載されている新開発の1.2リッター3気筒エンジンは、
優れた静粛性も長所の一つなんですが、
それがコールドスタート時であってもキープされているというのが驚きで、
エンジンかけてすぐに走り出しても、その静粛性や快適性を即座に味わうことができます。

コールドスタート時でもエンジン回転数が普段と同じ、
言ってみれば「コールドスタートがない」というのは、一体どういう仕組みなのか?
冷たいエンジンなのか??(笑)
ハイテクを使って回避しているのか?
理由は分かりませんが、208アリュールの隠れた長所の1つです。

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