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Channel: エディの書斎
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フィアット、「パンダ4×4」を発売

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~フィアットは、コンパクトカー「パンダ」の四輪駆動バージョン「パンダ4×4」を発売する。
ただし340台の限定となる。価格は251万6400円。
標準モデルのパンダと同じ875cc2気筒ターボエンジンを搭載し、
トランスミッションには6速MTを組み合わせる。
最大トルクは145Nm/1900rpm、JC08モード燃費は15.5km/l。
全長3685×全幅1670×全高1615mmで、全高はベースモデルから65mm高められている。
専用のアルミホイール、フロント&リアバンパーのアンダーガードを装着する。
オフロードなどでの走破性を高める「電子式ディファレンシャルロック(ELD)」も搭載している。
フィアット車として初となる衝突被害軽減ブレーキ「シティブレーキコントロール」を採用、
30km/h未満の走行中に有効となる機能。~

いやー、率直に言ってすごく魅力的です。
まずベースのパンダは、登場時は「なんだかアジアンカーみたい」と思ったんですが、
街中で見かけるとやはり独特の存在感があって、思わず目を引くんですねぇ。
しかもエンジンが力強くて足回りもどっしりしているというから、
僕の好みのタイプの乗り味なんじゃないかと。

そこへ来てこのパンダ4×4です。
まずスタイリングがアクティブなカッコ良さがあっていいですねぇ。
全高1615mmってのは適度な高さだし、ベースがコンパクトカーであることもあって
「塊感」のある、SUVとしては相当に優れたデザインです。
写真のモスグリーンの他にホワイトとレッドも用意されますが、
4×4に乗るならこのグリーンしかあり得ないでしょ!

そして6速MTを組み合わせるってのもいいですねぇ。
道具感が出ていいじゃないですか。
マルチエアの野太いサウンドも、まさに四輪駆動にぴったり!

おまけに衝突軽減ブレーキまで付くのは驚きです。
正直言ってフィアットはこの分野は出遅れていると思ってましたから。
とは言っても、基本的にこの類の機能は「使ってはいけない」機能なので、
そんなに重要なポイントではないという認識ですが、個人的に。

四輪駆動である必要性は、購入者の生活地域であったり、ライフスタイルに依存する点ではありますが、
そこを見ないとしても、これだけの内容で250万円台ってのは、魅力的です。
日本では大変に扱いやすいサイズですし。
こんな車を乗り回す人はオシャレですねぇ。

ところが!最後に1点だけ弱点を見つけてしまった。
タンク容量が35リットルしかない。
ベース車も同じ35リットルで、でも2WDだから燃費は結構良くて、
夏場の都市部でも満タンから給油ランプが点くまで350kmくらいは走れそうだった。
しかしこの4輪駆動モデルは燃費が下がっているので、
夏場では300km走らずに給油ランプが点きそうだ。
これはちょっと短い。
このパンダ4×4を買う人は、ガソリンスタンドに足繁く通うことになることだけを納得して、
あとは素晴らしいカーライフを送っていただきたい。

いやーパンダ4×4、マジでカッコイイ。

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