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Channel: エディの書斎
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208は燃費を売りにしてもいいかもしれない

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今回の群馬旅行での燃費数値です。
関越・沼田ICを降りて、草津~嬬恋の山間部を走り、前橋ICから再び関越。
帰路では30kmの渋滞に巻き込まれノロノロ走行。
エアコンを回す季節は過ぎましたが、今回の旅は大人3名+幼児2名+結構な荷物
という積載量で、それでこの数値は立派。
大人2名だったら、あるいは帰りの渋滞がなければ、20km/l 超えしていたかもしれません。
燃費に対するこだわりはあんまりないんですが、
それでもリッター18、19という数値を見れば悪い気がするはずもなく。

まあ、燃費だけで言えば、208アリュール以上の車はあるわけです。
ここで、
~燃費が良い車の「あるある」~
・燃料消費を抑えるため、アクセルを踏んでもリニアな加速が得られない
・路面抵抗を抑えるため、高い空気圧タイヤで固い乗り心地
・軽量化のためスカスカのシート
・軽量化のため遮音材を省いてうるさい
・軽量化のためボディ剛性が低い
こういうの、208には一切ありません。逆に、

・高回転まで軽やかに回るエンジン
・ゆっくりと粘りながら沈み込む猫足フィール
・剛性・質感ともに素晴らしいシート
・なかなか良い静粛性
・軽量化したのに剛性感満点のボディ
208は、燃費を追求した車にありがちなネガがないどころか、
ユーザーに高い満足感を与えつつ、それでいて燃費がいい。
これって、最高なことなのではないかと思います。

208の売りは低燃費ではない、それで選ぶ車ではない、
と僕は何回か書いてきたんですが、ある意味では
低燃費を売りにしてもいいかもしれないとも思います。
「これだけの満足感にして、この燃費」
という、コストパフォーマンスではないですが、
燃費パフォーマンスって言うんですかね、
そういう部分をアピールしても良いのではないかと。

実際、内外装の質感や車としての出来という部分では国産Bセグでは
208に並ぶものはないわけだし(新型デミオは迫ってきましたね)、
輸入Bセグでもポロやルーテシアやパンダなんかに燃費で負けずとも劣らないと思います。

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