ゼロワンへの参戦は2013年8月・後楽園での火祭り決勝以来２年３か月ぶり。
新木場大会への参戦自体も2014年8月のスターダム以来１年２か月ぶりとなる。
見所が多かったので参戦を決めた。
当日券だったけど指定席、しかもリングから２列目という最高の位置が買えた。
リングが近い！！！！
東欧ベラルーシからのレスラーというビリー・アレクサンダー。
何やら未知の強豪的な雰囲気なのか？観客も見定める感じがあったが、
結果的には「うん、練習生ですね」。横山が先輩の意地で勝利。
横山も「ゼロワン元気印」と紹介されるが、デビュー５年以上がたつ。
植田のようなキャラチェンジをするでもなく、停滞しているなぁ。
ビリーはショルダータイツが微妙だが顔が整っている。
「将火怒」にチェンジをした植田。せっかくデーモンが浸透してきたのに、
もったいない。しかも微妙に系統が似ているから余計に中途半端。
藤田とギネス組はスピードがあって魅せる。
TARUと将火怒はもっさりしていて同士討ちとかしてて、
藤田が股間突きから丸め込みで巧い勝利。
新人の磐城がUNベルトを巻いている。すごい光景。
しかし試合内容は本当に新人でまた驚く。
KAMIKAZEはこの日が44歳の誕生日！
腹も出ているが、スピンキックのキレは維持しているし、
ムーンサルトも本当にきれいで体重もバッチリ乗っているのがすごい。
再びベルトはKAMIKAZEの腹に収まった。
試合後は将火怒や横山が挑戦権をめぐってマイク合戦。
まあ、中堅のためのベルトだわな。
大谷・高岩・金本の「とんがりコーンズ」が復活！
高岩も金本もすっかり活躍の機会がなくなったが、最近はどうしているのか？
でもコンディションは良さそうだった。金本の"なで肩"も健在。
ジュニアへのカムバックを果たした大谷、うん確かに腹が引っ込んでいる。
日高が特に大谷に対して反応を示していたが、存在感を示せず。
逆に最後は餅つきパワーボム→タイガースープレックス→ライガーボムの
連携の前に豪快に沈んでしまった。
大谷・高岩・金本の３人組は、今一度ゼロワンでもどこの団体でもいいから
しばらく活動して欲しいと思う。
同じ弾丸ヤンキースとして活動している田中と小幡のシングル。
小幡は当面の壁として田中を見据えて、田中超えを狙っているようだ。
しかし田中は超えさすつもりが毛頭なく、完全に叩き潰しモード。
小幡も攻め込むシーンはあるが、あと一歩どころか三歩・四歩も足りない。
小幡がどうこうもあるが、田中が強過ぎ。
今42歳だが、あと３年はこの元気さを保てるのではないか。
僕は小幡がゼロワン登場時から期待していて、顔つき目つきがいいし、
体もバキバキで素材はいい。ただ身長がちょっと足りないのかな。
うーん頑張ってほしいけどなぁ。
ゼロワン復帰を果たしたライディーン。相変わらずかっこいい。
その復帰に文句を言っていた崔がタッグを組んでいるのが謎。
対するは大日本の関本・橋本和樹。
ライディーンの逆水平チョップがとてつもない破壊力！
恐らく今の日本では最高の部類と思う。
関本との逆水平チョップ合戦がド迫力。
そして崔のミドルキックの重さもハンパなく「ドスッ」という音がエグい。
橋本はしばらく見ないうちにだいぶ大人っぽい雰囲気になっていた。
身長こそないが、度胸があって、重いキックなんかもあって、良い。
ただこの３人に囲まれるといかんせん体格的に不利。
耕平の世界ヘビーに鈴木秀樹が挑戦。
秀樹はゼロワンを離れた後Ｗ－１のベルトも巻いていたが、
あっちもベルトもＫＡＩに奪回され、再びゼロワンに来たという感じ。
秀樹は何も身に付けず黒パンツだけで入場したが、風格がある。
じっくりとグラウンドの攻防から始まり、落ち着いた試合運び。
耕平のキックがまた重爆で、こりゃマジで凶器だわ。
秀樹のかち上げエルボーも良い。
秀樹のドリラホールパイル→ジャーマンでも決まらず！
逆に秀樹がダブルアーム→ドラゴンからの、
ダブルアームスープレックス・ホールドで３カウント！
お互いを認め合う２人、試合後は握手。素晴らしい光景。
秀樹が再びゼロワンに参戦するということ、
そのままマイクがあり「３・２・１・ゼロワン！」もやった。
そして出口で観客全員を握手して送り出した。すごいね。
新木場１ｓｔリングは満員で、300人くらいかなぁ。
そして座席は4000円指定席と3000円自由席。
とんがりコーンズの復活があって大日本との対抗戦があって
世界ヘビーの試合があって、それで新木場ってのはウソだろう。
このカード内容だと4000人クラスの大田区体育館くらい埋まらないと。
せめて後楽園だろー。この満足感に対して信じられん。
宣伝が足りないんじゃないの？せめて公式ＨＰをリニューアルしたらと思う。