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Channel: エディの書斎
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思いでのミニコンポ「KENWOOD・ROXY」

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1980年代後半から1990年代にかけて、AV機器は全部豪華だった。
テレビはブラウン管だったが、29型から33型の大型ブラウン管は
大きなスピーカーを積み、高くても売れた。
ビデオはVHSだったが15~20万円する高級機が数多く販売された。
ミニコンポは大型化し豪華になり、20万円するような高級機種が人気を集めた。
ラジカセも大型化しフル装備、4~5万円が当たり前だった。
すごい時代でした。

その中でミニコンポの話なんですが、
僕が特に覚えているのがケンウッドですねー。
当時のケンウッドは若者に人気があって「クール」なイメージでしたね。
同社の高級ミニコンポシリーズが「ROXY(ロキシー)」でした。
イメージ 1

今見ると、本当にデカい!(笑)
コンポーネントはフルサイズよりは少し小さいくらいで、でかい。
下からWカセット、CDプレーヤー、グライコ、チューナー、アンプと、
5ピースの構成。スピーカーは大型のウーハーを搭載した3ウェイに、
全方位に音を放射するオムニトップスピーカー・・・よく覚えてます(笑)
別売ながらスーパーウーハーまで用意されてましたね。
KENWODDのロゴの「W」の中の赤のアクセントがカッコ良かったなぁ。
新聞の折込広告にROXYをプレゼントする懸賞があって、
ハガキを何十枚も書いて送ったことがあります。
「大人になったらこういうのを絶対買ってやる!」と思ってました。

イメージ 2

特に、グラフィックイコライザーが大好きでした。
周波数バンドが多いほど豪華な感じがして、
音楽に合わせて上下に動く様子がたまらなくしびれたものです!
これってどうしてなくなっちゃったんですかね?
今でも好まれる装備だと思うんですが!

ケンウッドはミドルグレードとして「ARROLA(アローラ)」というミニコンポも
ラインナップしていて、これも多機能でクールな製品だったなぁ。
エントリーとして「WOODSTOCK(ウッドストック)」という
マイクロコンポも出してて、それですら憧れだったもんなぁ。

重厚長大な頃の方がAV機器に夢があったなぁ。
CDトレイが出てくるとか、カセットのヘッドの材質に何が使われてるとか、
メカトロやアナログが残っていた方が面白かった。
今は軽薄短小になって、メカはなくなって全部デジタルになって、
確かに音は良くなり便利にはなったけど、昔のワクワク感はなくなったよなぁ。

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