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「小ささも性能」 小型車の強み

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フィアットパンダ4×4に乗り始めて5か月が経過していますが、
低速トルクがあって走りやすいエンジンだなとか、
6段ギアが使いやすいとかシフトレバー・クラッチが操作しやすいとか、
背高ボディは乗り降りしやすいなとか、
そういった点に満足していることに加えて、
しみじみと良さを感じるのが

「小さいボディは扱い易い」

という点。
以前にも「小ささ、小回りは正義」という記事を書いたんですが、
本当にこの点については、改めて感じるんですねぇ。

全長3685×全幅1670×全高1615mmというボディサイズ。
軽自動車より少し大きいくらい。

全幅が1700以下というのは、幅が狭い道でのすれ違いの時に
やはり威力を発揮するなぁと思う。
都市部でのコインパーキングでも、隣の車との間隔が狭い??
と思っても意外と大丈夫だったりして、その時に恩恵を感じます。
全長の短さ、最小回転半径の小ささ、アイポイントの高さを合わせて、
コインパーキング・車庫入れも楽々。後方視界もバッチリです。

どちらかと言えば、車は大きい方が良いという考えが一般的かもしれない。
車内空間の広さに効いてくるのはもちろんで、
実際に室内の広さを売りにした車が売れているし、
モデルチェンジのたびに室内が広くなる車が多いし。

ホイールベースは長い方が、トレッドは広い方が走りが安定する
方向になるのはやっぱり正しいと思うので、
全長・全幅の拡大は走行性能の向上につながる。

オーバーハングやドアの厚みがあった方が衝突安全性も確保しやすい。
デザイン面でも、軽自動車がそうであるように小型ほどボディラインが
平面的になる傾向になるから、寸法が大きくなるほど
プレスラインを入れたり膨らみを出せたりする。

やっぱり、車は大きい方がいい。
確かにそういう面はあると思う。
しかし、大きくなることによって失うことも、決して小さくないと思うのだ。

狭い道でのすれ違いの度に緊張が走る。かなり減速しないといけない。
車庫入れが大変。隣の車とぶつからないか緊張する。
ドアパンチの被害者・加害者になるリスク。

車というのは動く物体、動かす物体であって、それが本質である。
そのためには動きやすくなければならない、
ドライバにとっては動かしやすい車が良い車、のはずだ。
この「動かしやすい」というのは、エンジンのパワーであったり、
ステアリングフィールだったり、アクセル・ブレーキのレスポンス、
という点に注目が集まりがちだが、
「ボディサイズの小ささ」「最小回転半径」もまた、
動かしやすさに直結する”性能”の1つであると思う。

そう考えると、パンダ4×4は、
・必要十分なパワーがあり
・ステアリングが自然で
・アクセル・ブレーキが自然で
・走りが安定していて
・4人家族で必要な室内空間を確保
・SUVらしい塊感のある優れたデザイン
といったもろもろのポイントを押さえたうえで
最小のボディサイズとなっているから、
これって本当に高性能な車だなぁと、そう思うのである。

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