2013年末のスターダム後楽園大会の中継を見た。
紫雷イオ対中島安里紗の二冠選手権、中島という選手を初めて見たが、
均整の取れた体格で容赦ない攻撃っぷりでなかなか面白い選手だと感じた。
鈴木みのるみたいな雰囲気というか。
試合開始は中島が「私の方が格上よ」とアピールするような戦い方をしてるのが見えて、
その後紫雷が「ざけんなよ」という感じでやり返して、その後は激しい応酬。
ダブルタイトル戦が30分ドローだったことで、既定路線だったという声もあるが、
内容は非常に激しいものだった。
女の子がダイビングフットスタンプを受けていいのか?とハラハラするわ。
次戦、夏樹との防衛戦は非常に楽しみ。
彩羽対夕陽、2人の実力差がこんなにも開いているのかと、夕陽はすごいわ。
夕陽は体の芯ができてる。逆に彩羽はなんであんなにふにゃふにゃした動きなのか。
確か彩羽は大学の剣道部主将を務めていたはずで、体の芯はできていると思うんだが、
剣道とレスリングはまた違うのだろうか??
大日本の関本大介が珍しく膝の故障で欠場したと思ったら、
今度は岡林が左肩の重傷で1年近い欠場になるという。
タフマンタッグ、現代の金剛力士像とも言うべきパワーファイター2人が
同時に欠場するなんてことがあるのかと驚かされた。
復帰したら、デスマッチとストロングスタイルの2本柱の大日にいないで、
ストロングスタイル一本に集中できる団体をメインに活躍して欲しいと思うのだが。
ゼロワン元日興行の模様をテレビで見たが、
耕平対大地のシングルマッチは、大地のいいところが全く出ず完敗。
どうも大地が伸び悩んでいるように見える。
対耕平でも、体格で劣るのは分かっているが、例えばKENTAならどう戦ったか?
石井智宏ならどう戦ったか?田中将斗ならどう戦ったか?
大地と同じくらいの体重でも、耕平と伍していける選手は多くいる。
もっと頭も使っていかないと。
タッグ王座決定戦の大谷・KAMIKAZE対田中・小幡は、
新時代を作ろうと吠える小幡の勢いを上手に丸め込んでKAMIKAZEが勝利。
しかも小幡が押してて、最後一発決めようって時にスルッと丸め込む絶妙さ。
呆気にとられる小幡。実に非情な光景だった。
しかし、これこそがベテランの巧さ。
小幡は面構え、気合、姿勢もなかなか良いが、なかなか報われないね。