今年もあと数日で終わろうとしております。
今年は、人生初の「2台持ち」をした年となりましたが、
そもそもそれは年頭に「次期愛車はアウディA3セダンに決定」
という神の声が降臨したことから始まったのであります(記事)。
まあ、結局はアウディA3セダンではなく、
存在すら意識していなかった伏兵・BMW320iクーペになったわけで、
「神の声」ではなく「占い師の声」くらいだったわけですが(笑)
一度は次期愛車として決めたアウディA3セダン。
320iクーペに乗って8か月が経過した今、
俯瞰してみたときにどう感じるのか?
「アウディA3セダンにしなくてよかった」
というのが、正直な気持ちです。
全長4465mmというのが、コンパクトなセダンとしての取り回し性、
そして凝縮感を感じるデザインというところに効いているわけですが、
320iクーペと比べてしまうと、やはり「伸びやかさ」では敵いません。
そもそもA3セダンも、「フォルムが美しい」という点でセダンやクーペが
いいなと思っていて「セダン・クーペに一生に一度は乗りたい」
という目的を叶えるための選択であって、そういう点では、
A3セダンは「フォルムの美しさ」という点で
多少の妥協が入ることは否めないですね。
もしA3セダンを選んでいたら、フォルムにどこか満足できず、
今、全長がもう少し長いセダンやクーペが欲しくなっていた可能性は
高いと思います。320iクーペを選んだ今は、満足度は高い状態で、
320iクーペの全長はA3セダンよりも125mm長い4590mm、
全高1395mmというのはA3セダンよりも10mm低いだけだが、
クーペとしたことによってルーフラインの後方を下げられる。
これによって個人的には十分合格点の美しさになっています。
まあ、伸びやかさという点では全長が長い方がいいに決まっているんですが、
あまり長すぎても取り回し性に支障を来たす。
また全幅についても、あまり幅広になってもこれまた支障を来たす。
その点、320iクーペは全長も長すぎず、
全幅も1780mmと1.8mを切るサイズになっているから、
この点でも選択する際に支障にならなかった。
A3セダンも、もし1台持ちで選ぶとしたら、
コンパクトさと高級感を併せ持ったセダンとして
バランスの良い選択肢となり得る、あるいはなったでしょうね。
僕の場合は、思い切って「2台持ち」を決断したことが一つの分かれ目で、
それによってコンパクトさをある程度捨てて選べる状況になったので、
それでA3セダンは選択肢から外れていったということですね。