先日のカーグラフィックTVは最新のBMW車特集。
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冒頭は1.5リッター3気筒ターボを搭載した3シリーズ「318i」から。
BMWグループでもあるミニにも1.5リッター3気筒ターボが載っているが、
あちらの評判はあまりよろしくないようで、
音質や振動にネガな意見がみられる。
その先入観があったのだが、田辺さん・松任谷さんは
「3気筒というのは全く分からない。
トルクが厚いから馬力にも不足なし。
エンジンのみでシンプルな構成、軽快」
と非常に高い評価を下していた。
最大トルクは220Nm、最大馬力は136psと、
確かにスペックだけ見ればクラスに対して不足感は否めないが、
わずか1250回転で最大トルクを発揮するから、
低回転領域は確かに排気量に似つかない力感があるのだろう。
2リッターの320iと比べると車重は40kg軽い1540kg、
本体価格は約70万円安い478万円となっているから、
選びやすいBMW車である。それでいて安物感がないとなれば、
かなり魅力的な選択肢と思える。
以前、ボルボS60の時も1.5リッター4気筒ターボの「T3」が
高い評価を得ていたことを思い出した。
輸入車はスペックダウンでも安物感を出さないのがうまい。
続いて新型X3。
キドニーグリルが巨大化した。
「鼻面」と言われるBMWの面目躍如・・・。
いや、こういう過激な方向はやめて欲しい。
一方で、グリルとライトがつながっていたのが、切れている!
これは良い方向だ。品良くお願いしますよ。
注目は新世代の直列4気筒ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン。
これに驚かされた。
ターンパイクを登っているときのエンジン音。
田辺さんが踏み込むと「クォーーン」と快音を響かせる!
その音はディーゼルっぽさを感じさせない。分からない。
それでいて最大トルク400Nmを発揮するのだったら、
これはディーゼルに良い印象がない僕でもディーゼルを選ぶかもしれない。
3シリーズに載っていたディーゼルは、音も振動も盛大で、
良い印象がなかったから、やはり今回のX3に載った
新世代のディーゼルエンジンがすごく進化したのだろう。
一度現物を見て、体感してみたいと思った。