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衝撃のCクラスクーペ試乗

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「衝撃の」シリーズは、過去に
がありましたが、現行Cクラスクーペに試乗したら
それに劣らないインパクトを受けてしまった。

そもそもなぜ試乗したかと言うと、320iクーペを購入する前にも、
Cクラスクーペへの想いは強く、最後まで迷っていた(記事)。
冬休みに入り、1人で動けるまとまった時間ができたことで、
「これだけ想いが強いなら、一度乗っておこう!」
と思い立って、メルセデスディーラーへと出向いたわけである。

C180クーペ
イメージ 1

今、あえてもう一度言おう、「この尻となら心中できる!」と。
流れるようなルーフライン、小さくすぼまったお尻。
「セクシー」という表現がぴったりだ。

320iクーペと並べて。
イメージ 2

最近のメルセデス顔なわけだが、彫りの深さが際立つ。
それでいて、下品さとか、オラオラ感がない。
いやー、最近のメルセデス、やはりシンパシーを感じます(記事)。
サイズ感は、320iクーペと同等。
まあCクラスクーペの方が10cmくらいボンネットが長いか?くらい。

内装はやはり最近のメルセデス流を踏襲していて、
ピアノブラック、メタルパーツなどの使い方がうまく、
改めてゴージャス感が高いなと感じた。
そしてシートのヒップポイントが低いから?
囲まれ感、コックピット感を強く感じた。



さて、試乗インプレッションに移る。
PNDRのシフトレバーはステアリングコラムの右側から
ニョキッと生えていて、これを動かして発進。
サイドブレーキはアクセルを踏むと自動解除!
アイドリングストップも装備されているなど、
10年前の320iクーペとは隔世の感を随所で感じる。

ステアリングフィールが非常に軽快、ちょっと軽過ぎだ。
まあ、これは320iクーペが激重ということで
ギャップが大き過ぎるだけだろう。
軽さ・重さは設定で変えられるので大きなポイントではない。

ステアリングの質感が非常に高い。
プジョー208アリュールのステアリングを思い出した。
表皮が手にしっとりと馴染む。
断面形状が長方形?で、握った感触も自然と指になじむ。

発進時、エンジン音がほとんど聞こえてこないことに驚き。
そして多少踏み込んでも、やはり透過音はほとんど高まってこない。
登り坂で踏み込んだらやっと聞こえてきた。
エンジンの透過音で言えば、320iクーペと少なくとも2段階は違う。
そしていつも走っている、路面が粗いバイパスを走る。
どうしても「ザーッ」という走行音が入ってくるのだが、
その音圧が、やはり2段階は小さい!
いつも走っている道ではないみたい。
という感じで、エンジンの透過音、ロードノイズなど含めて、
静粛性がトータルで2段階は違う印象だ。

パワートレインは1.6リッター4気筒ターボエンジン。
最高出力156馬力というのはくしくも320iクーペと同一。
違うのはトルクで、最大トルク250Nmを1200-4000回転で発生する。
320iクーペは自然吸気の2リッターで、
最大トルク200Nmを3600回転で発生する。
というスペックは事前に分かっていたが、
結論としてはやはりその数値そのままのフィーリングだ。
アクセルを軽く踏めば車が前にグーンと押し出される。
車両重量は80kg重いはずだが、断然軽快に走る。
先に述べたエンジン音の静かさとも合わせて、
多少踏み込んでも車が全く苦しげな感じがなく余裕だ。
登り坂で踏み込んだら、さすがにパワーの出方の頭打ち感を
感じるような感じはしたが、まあ1.6ターボに過度な期待をしてもね。

「格」としては同じはずだが、これが2008年式(320iクーペ)と
2017年式(Cクラスクーペ)の世代の違い?
とにかく違いはありありとしていて「ここまで違うか」くらいに感じた。
128万円で購入した320iクーペは、まあ「値段なり」なのかもしれない。
とは言え、Cクラスクーペは新車で500万円なわけで、
4倍(!)もの価格差に見合うのかどうかは、人によるだろう。

BMWは良く言えば「エンジンの存在感がある」ということなのか?
このあたりは、BMWの最新モデルにも乗ってみれば、
ポリシーの違いというのが分かるのかもしれない。

試乗車はベースグレードの「C180」であったが、
内装の質感、動力性能ともに「ベース」という感はないどころか
全くもって十分なクオリティであった。
ナビなど含めて必要なものは付いていて、
このあたりはオプションで価格が上がっていくアウディと違うところ。

いやー、スタイルには改めてベタ惚れ。
静粛性・動力性能・装備では320iクーペとの差は歴然。
Cクラスクーペに乗らなくてもいいんじゃないか、
くらいに思っていたわけですが(記事)、
いやいやいや、そんなことはないですねこれは(笑)

コメント、「イイネ」はタダなので、よろしくお願いします。

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