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Channel: エディの書斎
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不遇のマツダ「CX-7」

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マツダのCX-8が、売れ行きとしては割と健闘しているようです。
SUVの3列シート、全長4.9mという大型なボディですから、
販売については楽観できなかったんですが、街角でもチラホラ見かけます。
ボルボのXC90がライバルと思いますが(記事)、
こちらも割と見るなぁと思います。
XC90については価格もすごい高いですから、
それを考えても、健闘しているなぁと思います。

さてCX-8の件ですが、連想するのは、数字が近い「CX-7」です。
イメージ 1

CX-7は2006年末に発売。日本向けとしては2011年末で販売終了となった。
5年で販売終了となったので、まあ、売れなかったんでしょう。
販売不振の理由としては
・とにかくデカかった。本来、北米向けの車。それを日本でも販売しただけ。
・2.3リッターターボでカタログ燃費は9km/l。しかもハイオク。

ということで説明されています。

CX-7のボディサイズは全長4695×全幅1870×全高1645mm。
あれ?今の感覚で言えば、そんなに大きいという感じはしませんよね??
CX-5のサイズが全長4545×全幅1840×全高1690mmですから、
これをちょびっとだけ大きくしたくらいのサイズ感じゃないですか!
ボディが年々大きくなっている、その時代の流れですねー。

CX-7が登場した10年前は、確かにこのボリュームの車は少なかった。
10年前は、まだ「日本で乗るなら5ナンバー」という風潮が強く、
全幅が1800mmを超える車も少なかったように思います。
今は、5ナンバーだの3ナンバーだのを気にする人も減って、
全幅は1900を超えるとさすがに厳しいものの、1800mm台はザラですからね。

燃費については、まあこれは現代では厳しいですかね(苦笑)
ただ2.3リッターターボは238馬力と、最大トルク350Nm/2500rpmを発生して、
動力性能的には十分なようです。

スカイラインクロスオーバー(記事)と同じく、
CX-7は時代を先取りしてしまった不遇の車なのかもしれません。

となれば、注目なのは中古車。
最終の2011年式、走行3万km台でも150万円以下で買える!
2007年式ならなんと50万円台!
購入価格がこれだけ安ければ、燃費の悪さも目をつぶれます。
デザインも、個人的には今の目つきの悪いマツダ顔よりも好みです。
今流行りの、大型SUVをお安くGETできる掘り出し物かも??

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