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Channel: エディの書斎
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低重心の虜

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320iクーペは、全高1395mmと、1400mmを切っています。
全高の低さに加えて、着座位置も低い。

イメージ 1

重心が低いことで、やはりカーブの安定感が高いですね。
ロールを気にせずに曲がれる。
それこそ市街地の左折1つでも、曲がるのが気持ちいいです。

そして70km/h以上ぐらいの速度ゾーンに入った時の、
どっしりとした安定感、安心感が高い。

やっぱり、ドライバビリティという点では、
重心が低いことは、明らかに正義ですよね。
この点が最近320iクーペに乗っていてすごく気に入っていて、
今後も全高が低い車に乗り続けたいと思っていたりします。

最近のSUVのレビューでは
「腰高感があまりなく安定していて、SUVとは思えないスポーティーさ」
的な文章も散見されますが、物理法則というのは
やはり無視できるはずがないと思います。
スポーツカーやクーペとSUVが同じハンドリング性能なわけないじゃないですか。
そんなんならスポーツカーやクーペは消えますよ。
まあ、近頃のSUVは全幅1900mmとかまで拡大しているんで、
そこまで広げれば安定感を出しやすくはなるとは思うんですが、
それだと日本で乗るのは躊躇するサイズ感になってしまいます。

セダンは全高1450mm前後というイメージだったんですが、
最近はセダンのスポーティー志向が進み、
1420mm程度の低めの全高が増えてきていますね。
着座位置まで含めてクーペと同じかどうかまでは分かりませんが、
クーペに近いハンドリング性能になってくるでしょう。

スポーツカーになれば、全高1300mmとかの世界になってきますね。
急旋回しても安心、高速道路も絶大な安心感になるでしょうが、
そこまでクイックなハンドリングは私には不要だし、
乗降時のしんどさが問題になってきそう。

昨今のSUVブーム、以前からのミニバン・ハイト軽主流の中にあって、
スペースユーティリティ・使い勝手もいいですが、
適度なスポーティーさを楽しめる点、安定感・安心感の高さ、
こういったセダン・クーペの美点は今一度見直されるべきでは?

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