いつの時代でも、変わらない。
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流行に流されない。
私は自分の個性を大事にしたい。
それが私の流儀。
光岡自動車の「リューギ」。
モデルのウェブサイトにはそんな謳い文句が書かれている。
光岡・リューギは、トヨタのカローラアクシオをベースに、
ロールスロイス風の架装をほどこした車だ。
カローラベースと思えないほど、堂々とした、個性的な風貌に
様変わりするものだなぁと感心する。
サイドビューを見ても、カローラとはちょっと分からない。
垂直に切り立ったフロントエンドだけでなく、
リアエンドも丸みを帯びた形になっているからだ。
非常に堂々とした、重厚な佇まいだ。
ボディサイズは全長4510×全幅1695×全高1460mm。
ベースのカローラアクシオから全長が110mm伸びているが、
全幅は５ナンバーのままというのは特筆すべき点で、
日本でも扱いやすいサイズになっている。
グレードが豊富に選べるのも嬉しい点で、
1.5リッターエンジン車は２ＷＤと４ＷＤが選択できるだけでなく、
ＭＴとＣＶＴも選べてしまうのだ。
さらに、1.5リッター＋モーターのハイブリッド(2WD)も選べる。
こういうクラシカルなデザインだから、私ならＭＴがしっくり来るが、
クラシカルな外観だけが欲しい人なら、ＣＶＴやハイブリッドで乗る
という選択もできるわけだ。
価格は、241万円から。ハイブリッドでも339万円だ。
ベースのカローラアクシオのグレードが150万円からで、
恐らく70~90万円増しの感じで見ればいいと思う。
ただ、他の光岡のモデルに比べれば、改造分のコストは抑えられている。
個性を出すためのドレスアップ代と捉えれば、
そんなに法外な価格でもないと感じる。
エグみのある外観だけで、トヨタ車は全く眼中にないのだが、
その外観がこれだけ変わってくれると、俄然乗りたい気になる。
むしろ信頼性の高さとかを積極的に評価したくもなってくる(笑)
路上でまず見かけない車だし、
それこそ自分の個性・流儀を体現する車が"リューギ"と言えるだろう。
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