逆に、値落ちが少ない車というのを考えてみます。
国産車は輸入車と比べると値落ち率は小さいと言われますが、
まずそもそも定価が安いし、輸入車は豪華なオプションが付いていることが
多いですから、装備が輸入車同等になるようにオプションをつけていくと、
値落ち率はやはり大きくなってきますね。
値落ち率が小さい車と言うと、まずは軽自動車ですね。
特にNBOXは、新車150万で買って3年しても買取100万はつくのでは?
ハイブリッドカーも高いでしょうねぇ。
アクアのようなコンパクトカーはもちろん、
ヴェゼルのようなハイブリッドのSUVも、3年で60%程度は残りそう。
それからアルファード/ヴェルファイアも高いようです。
3年で55~60%くらいは残るようですね。
輸入車は国産車と比べると残価率がかなり低く、
「3年で1/3というのはザラ」
という話ですが、それに該当しない輸入車もあります!
まずはフィアット500。
3年経っても50%を超える下取り価格がつくこともあるようです。
実際、中古車サイトを見ても売価が高く、値が落ちません。
特に日本のフィアットは500だけで商売していると言っても
過言ではなく、根強い人気がありますよね。
500はモデルチェンジも少なく、中古でも古臭さがないからかも。
次に、ミニ。
やはり3年経っても50%以上つくことがあるようで、
友人S氏のクーパーSは確か55%くらいの下取りを提示されていた。
まあ、オプション分はカウントしてませんが。
ミニのブランド力が高いとは言え、ドイツ御三家よりも高いって
ところまではいかないですし、不思議ですね。
そして、ポルシェですね。
ポルシェが値落ちしないというのも定評があり、
例えばマカンだと3年経っても50%以上付くことは確実かと。
ポルシェのすごいところは、高額車なのに値落ちが小さいこと。
例えば3年前のベースグレードは616万円でしたが、
それが500万円を優に超える価格で売られていますから、
50%どころの話ではないかもしれません。
ポルシェは、その高性能ぶりが認知され、
年月が経ってもその性能は簡単には色褪せない。
新車販売時の値引きもあまりないんですかね。
それが驚異の残価率につながっているのでしょうか。
ポルシェは、購入価格は高いが、買取価格も高い。
差額で見ると実はそこまで高くない。
ポルシェを買いたくなってきたな・・・。