購入から2年経っても320iクーペを気に入っています。
顔つき、お尻、ボディラインなど外観を気に入っているし、
クーペならではの低重心による安定感、
スムースに回り踏めば応えてくれるエンジン、
レザーシートやオーディオの音の良さなども。
しかし、これらの「車そのものを気に入っている」という以外に、
我が家の320iクーペを気に入っている理由があります。
1つは「購入価格」。
我が家のは9年落ちを128万円で購入したものです。
軽自動車並みか、あるいはそれ以下という価格で
これだけ楽しませてもらっているので、
本当に良い買い物をしたなとしみじみ思うわけです。
「ホワイトのボディカラー+ブラウンレザーシート+低走行3万km」
という、価格が上がる要素が揃っていたので128万円でしたが、
どれかを妥協すれば100万円以下で買えていたはずで、
そしたらもっとコスパが良かったなぁと思う部分はありますが、
128万円でも十分コスパいいだろうと思うし、
購入後の整備費用もほぼかかっていないから
状態は良い個体と言えるわけで、まあ良かったでしょう。
もう1つは「環境への貢献」
スペインに出張した時に、10年ものは当たり前、20年ものでも全然現役。
走行10万kmは当たり前、20万km超えても普通に乗り続ける。
そんな現地の人の暮らしに感銘を受けました。
「物を大事に使う」というのは、日本人が古来持っていた精神。
我が家の320iクーペは今11年、走行4万km。まだまだ行けます!
そこへ来ると日本では、製造から13年が経つと自動車税が上がると。
大義名分としては、排ガス性能が低いため環境負荷が高い、
だから新車に換えてもらうのだ、ということですよね。
それって本当なのだろうか?
環境への負荷を比べた時に、
廃車にするためのエネルギー消費 > 古い規制による排ガスの影響
なの?古い車で相当長い距離走らないと、
排ガスの影響の方が大きくならないと思うのだけど。
ということで、古いものをメンテして乗っているという状況が、
自分としては気分が良いということですね。