今日、給油をしたらリッター172円だった。
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ハイオクということもあるが、リッター170円を超えるガソリンを入れたのは初めてだ。
これまでの最高は、2008年の世界的原油高の時で、166円/Lだった。
当時はタントカスタムで、もちろんレギュラー、タンク容量も36Lだったから
給油量も28Lしかなく、総額約4,700円、安い・・・。
まあ、今の我が家は年間走行距離は7,000kmのペースで、
燃料費の絶対的な金額が大きいわけではないので、
そんなには気にしていないが、年間走行距離が長い人にとっては大きな問題ですね。
運送コストが増大するから、物価上昇圧力がかかるわけで、
そういう意味では全国民に対して負担がかかる傾向になります。
さて、先日カーブラフィックTVでBMW初のEV車「i3」の特集を見た。
カーボンファイバーを全面的に採用した軽量・高剛性ボディは画期的ですね。
EVとしての航続距離は229kmで、レンジエクステンダー付きであれば300kmまで伸びる。
EVが499万円、レンジエクステンダーが546万円。
そもそもBMW自体そんなに好きではないんだけど(デザイン・ブランドイメージ的に)、
ずんぐりむっくりしたこのボディ形状によって、さらに微妙な感じ。
しかし内装はさすがの高級感・洗練感だし、番組中の走行インプレッションも総じて高評価。
結構興味を惹かれてしまったのだった。
以前リーフをレンタカーで乗ったことがあるが(記事)、
発進時から得られる強烈なトルク、優れた静粛性という点でEVの素晴らしさを体感した。
ただし、やっぱり航続距離が短いのがネックだ。
しかし、航続距離が300kmに達すれば、結構行ける感じがする。
思えば、ガソリンというもの自体、値段の変動が大き過ぎる。
1年の中で120円~160円くらいで変動するのは当たり前だ。
それに対して電気料金は極めて安定している。
ガソリンという物体をわざわざローリーで運んで、
ガソリンスタンドという、ごく限られた場所でしか入手できないのも、効率が悪い。
EVなら電気を運搬する必要はないし、
電気が来ている地域であればどこでも入手できる。
ガソリンスタンドがない地域が問題になっているが、EV化が進めば問題が解決する。
自宅で充電できるようにすれば、スタンドに行く必要もない。
EV化が進んで、損することって、ない気がする。
航続距離が300kmを超えて、いろいろな車種が揃って、安価に買えるようになれば、
EVの普及は一気に進むのではないか?
そのタイミングはもしかすると5年後かも?
10年経ったら相当変わっているのではないかと思う。
今は208アリュールをMTで乗っている我が家だが、
5年後には航続距離300km、カッコよくて、なんとか買える値段のEVの購入を検討しているかもしれない。
EVになったら、マニュアルミッションなんてものはなくなるでしょうね。