先日、乗せてもらう機会があったのが、日産・スカイランクロスオーバー。
乗せてもらうことになって車を見た時に、
「スカイラインクロスオーバー？！珍しいですね！」
と思わず言ってしまった。
そして、初見でスカイランクロスオーバーと言い当てられた自分は我ながらすごいと思った（笑）
実物をまじまじと見たのは初めてだったが、存在感の大きさに少し驚いた。
全長×全幅×全高＝4635×1800×1575mmというボディサイズから見ると、
ミドルセダンと同じ全長で、全高も1600mm以下だから、絶対的なサイズはそこまで大きくないのだが、
それ以上の存在感を感じさせるのは、豊かな曲面が使われたボディラインのおかげか。
ＢＭＷのような、そうでなくても、とにかく輸入車のような印象を受ける。
後席に乗り込むと、足元も天井も結構タイト。
ノーズが結構長いことと、デザイン性重視でルーフが絞り込まれているからだ。
まあそれでも窮屈というところまではいかないが。
インパネ、シート、ドアの内張りなどの質感はかなり高かった。
エンジンは3.7リッターで、2WD車で1730kg、4WD車で1840kgの車重を動かす。
やはりトルクは圧倒的で、時折背中がシートに押し付けられるような加速が味わえた。
最も安い2WDの370ＧＴグレードで420万円、最も高いのは4WDの370GT FOUR TypePで516万6千円。
さらにエンジンは3.7リッター、ハイオク仕様、燃費はJC08で9.2km/l（2WD）。
うーん贅沢な車、完全な趣味車だ。
日本国内では2009年夏に発売開始されているが、デビューは2007年北米ということで、
そろそろテコ入れが必要な時期かと。
2.5リッターターボなどのダウンサイジングエンジンを導入するか、
2.5リッターのディーゼルエンジンを導入するなどすれば、
再び商品力が上がると思う。