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Channel: エディの書斎
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コンパクトカーの新標準・1リッター3気筒

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この前のカーグラフィックTVは3気筒ターボを搭載するコンパクトカー3台。
アウディA1スポーツバック、フォード・フィエスタ、ミニ1の5ドア。

アウディA1はUP!に搭載された1リッター3気筒をターボ化したエンジンで、
160Nmのトルクと1140kgと軽量化されたボディを得た。
パフォーマンスはなかなか良いようで、高速道路やターンパイクでも
十分な動力性能、そして静粛性の高さが光るとのこと。
これで269万円、3ドアなら249万円だから買いやすい。
もともと品位の高い内外装を持っていたが、
1リッターエンジンになって価格が下がっても
安っぽくなったようなところは見受けられない。

A1は購入を検討したことがあったんですが(記事)、
ちょっと顔がいかついとか、サイド・リアの造形が物足りないとかいう点で
外観がちょっと引っ掛かったことと、
後席の背もたれが立ち気味&座面が急角度で、
大人が座るには快適性が不足していた点で購入候補からドロップした。
今回のMCでもこれらの点は大きく変化していないので、
我が家としては静観の構えなんですが、1~2人乗りがメインの
用途ならばかなり良い選択肢だと思いますね。

意外にというか良いなと思ったのがフィエスタ。
フィエスタも購入候補として検討したことがあったり(記事)、
その後試乗もして(記事)、割とよく知っている車になるんですが、
顔は最初過激と思ったが実物はわりと好印象で存在感もある。
シフトスイッチが使いにくいなーとか内装が安っぽいとかいう点が
ドロップしたポイントになるんですが、
特別仕様車としてレザーシートエディションが設定されており、
シートがレザーになるだけでもかなり質感が上がる印象になるかなと。
シフトスイッチが使いにくいっていう点がまだ引っ掛かるなぁ。
いっそMTでも入れてくれればマジで心拍数上がるんですがね。

しかしA1にしろフィエスタにしろ、全長4mのBセグメントでありながら
排気量1リッターエンジンで必要十分+αの力強さが得られる時代になった、
ということが驚きですね。
少し前なら全長4m級は1500ccは必要だったでしょう。
1200ccは全長3.7mくらいのAセグメントというイメージ。
それが1リッターですからね。
これは高張力鋼板の登場でボディが軽く作れるようになったこと、
ターボ技術の進化でパワーを出しつつ燃費低下も抑えられるようになったこと、
という2点のおかげかと思います。

今後はBセグメントまでは1リッター以下という時代になる、
本当にそうなりそうな感じがしてきましたね。
ただ国産車に絞ると1リッターターボエンジンってないですね。
そもそもダウンサイズターボエンジン自体が少ないですから、
国産勢は追い上げないといけないでしょうね。

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