「SUVらしいデザイン」って何でしょうね?
タフさ、アクティブさ、といった要素に加えて、
やっぱり「塊感」というのがキーワードじゃないかと。
最近のSUVブームにあって、ここへ来て単に「塊」から
クロスオーバーとかクーペ寄りになっている感じはありますけども。
そういう意味で言うと、パンダ4×4の「塊感」は大したものです。
全長3.7mにも満たない中でSUVを作ろうとすれば、
どうやっても塊っぽくなりそうな気もしますが、
そうは言ってもキャビンを四角くしたり、フロントウィンドウを立てたり
するだけでは「塊」ではなく「箱」になってしまいます。
そこへ行くとパンダ4×4は「箱」ではなく「塊」としての存在感があります。
ドア下部のバンパー、タイヤハウス含めたブラックモールも、
うまーくSUVとしてのデザイン性に寄与していますね。
この辺のデザインはイタリアの成せる技でしょうか。
上の写真では隣にワゴンRステイングレーが並んでいますが、
パンダ4×4はほとんど同じサイズに見えますね(笑)
アップ。
なかなかの存在感だと思います。
ボンネットの「厚み」がSUVとしてのデザインに上手に生かされてます。
上下に分割された2つのヘッドライト+フォグランプと
3ライト構成になっていることも、上質さを演出しているかと。
パンダ4×4のこの顔、クロムパーツは一切使われていないんですよ。
(シルバーのアンダーガードは樹脂パーツです)
でもどうでしょう、安っぽいとか、しょぼい感じはしませんよね??
本来こうあるべきなんですよ。
優れたデザインなら、クロムパーツは要らないんですよ。
使うとしてもワンポイントで十分なんですよ。
「クロムパーツ頼み」な国産車が多いですが、
逆に安っぽく、しょぼく見えてしまいます。
リアから。
いいケツしてるでしょ~(笑)
奥にタントが見えていて、ほとんど同じサイズに見えますが、
この膨らみ感は軽では出せないでしょう!
いや、軽でも出せるかもしれないけど、
寸法ギリギリまで使おうとする貧乏性なデザインポリシーでは
できないデザイン、と言った方がいいですかね。
ウィンドウから下がふっくら膨らんだ形は、
腰から下が大きいうちの奥さんの体型に似てます(爆)
バックランプに後席の小窓が食い込んだデザインも
すんなりと受け入れられるもので、いいですね。
あっ、ランプ内に「panda」のロゴ発見!