Quantcast
Channel: エディの書斎
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1550

パンダ4×4の実力を再確認

$
0
0
裏磐梯への旅行は、往復700kmくらいのロングドライブになった。
パンダ4×4で久しぶりのロングドライブ。
その実力の高さを再確認する機会となった。

まず高速道路巡航だが、やはり安定感が高いと感じた。
パンダをベースに最低地上高を上げた車とは思えない、
AセグメントのSUVとは思えない下半身のどっしり感だ。

東北道はところにより100km/hを超える流れになっていたが、
パンダはそれもやすやすとこなす。
メーターを見ていないと100km/hをすぐにオーバーしてしまうほど、
100km/hを超えるゾーンでの余裕もある。
875ccという小排気量から、100km/hを超えたゾーンでは
余裕がないのではないか?と思うのが普通だが、
エンジンパワー、そして安定感ともに、
130km/hくらいまでは普通にこなしてしまいそうな印象だ。

そして東北道はかなり起伏もあり、
登り勾配で時速100km/hを維持するためには
小排気量車ではかなりアクセルを踏み込んで
エンジンに負荷がかかるシーンだと思われるが、
ここでもツインエアエンジンは力強く、
6速固定のままでアクセルを踏み増すことでクリアできる。
「875ccにしては」というエクスキューズは不要だろう。
下手な1500cc車よりも余裕がある気がする。

イメージ 1

山道ドライブも最高。
最大トルク145Nmは1900回転で発生するので、
少しの傾斜なら2000回転程度でグーーッと登っていく。
ツインエアの心地よい振動がステアリングに伝わってきて、
それに伴ってトルクが湧き出る、これが気持ちいいんですよ!
傾斜が増してきても、3000回転くらいまで使えば十分。
4000だ5000だってゾーンは必要ないですね。

下りではエンジンブレーキを使いますが、
その調節も6速MTでお手の物。
下り勾配と車速に応じて、3速、しばしば2速も使いました。

と、勾配については文句のつけようがないんですが、
ワインディングではやはりロールはするんで、
そんなにギュイーンと曲がれるわけではないですね。
まあ、家族を乗せていたこともありますし、
カーブに入っていく車速だけは少し気を付ける必要はありました。
SUVですから、スポーツカーと同じようにはいきません。

イメージ 2

何より、3日間、700kmに及ぶドライブでも、
全く嫌にならない。飽きが来ない。
これには改めて感心した。
先日、デミオのディーゼルに乗った時は1日目でもう嫌になった(記事)。
車好きの目線からして、エンジンのパワー、音、トランスミッション、
ステアフィール、足回り、といった多くのポイントにおいて
不満がないというのはなかなかないことだと思うわけですよ。

・高速でも勾配でも余裕のエンジンパワー
・気持ちのいい2気筒エンジンサウンド
・ダイレクト感と自在のギアチェンジを実現する6速MT
・軽すぎず重すぎずのステアフィール
・どっしり感があり突き上げも吸収する足回り

やはりパンダ4×4はある意味での「究極」かもしれない(記事)。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1550

Trending Articles