我が家は今春から車2台体制になっているわけです。
フィアット・パンダ4×4とBMW320iクーペ、
それぞれに異なる目的をアサインし、
求めるものも異なっています。
[フィアット・パンダ4×4]
Aセグメントのコンパクトさから、
道が狭い市街地に入っていくのが得意。
4ドアなので家族での使用に適する。実用性高し。
4WDのSUVなのでアウトドアユースに適する。
MTなので、シフトレバー・クラッチの操作感が楽しめる。
2気筒独特のエンジンサウンドが特徴。
[BMW・320iクーペ]
Dセグメントの2ドアクーペならではのプレミアム感を味わえる。
低い車高のFR車ならではの高いドライバビリティ。
ロングホイールベースならではの乗り心地。
電動・シートヒーター付の革シートなどの内装の高級感。
ATでゆったりと流す。
静粛性が非常に高い。
性格が本当に全く違う車を2台持ってみて、
これは素晴らしいなと、実感しているわけなのです。
サイズで言えば、市街地での取り回しとか、
燃費とか税金とかを考えれば小型車が有利ですが、
室内や荷室の広さ、高速走行時の安定性などは大型車が有利ですね。
アウトドアに行くならSUVが適しているが、
セダンやクーペの優雅さやハンドリング性能も捨てがたい。
ATの楽チンさもいいが、MTの楽しさも捨てがたい・・・。
車に求める要素は多岐にわたり、また相反する要素も多く、
これら全てを1台で済まそうってのは無理なわけです。
普通は「大は小を兼ねる」という考え方になり、
狭い市街地をミニバンで走り、燃費や維持費がかかる。
ボディタイプは悩んで1つに絞る。
MTを諦めてATに乗る。
ってことになりますね。結果、妥協を重ねた車選びになる。
しかし、2台持ちすれば、求める要素を2台に割り振っていけるので、
こういった悩みが見事に解決するんです!
ただ、そうは言っても2台持ちはお金がかかるでしょと。
しかし、中古車をうまく選んで買えば、
新車1台分の価格で2台分の車が買えるんですよ。
我が家も、2台とも中古で買って、2台体制を安く構築しました。