320iクーペのボディサイズは全長4590×全幅1780×全高1395mm。
全長はDセグメントとして標準の寸法ですが、
全幅が1780mmというのはトレンドからするとやや狭め。
これが日本の路上では決して小さくないメリットになっていると思います。
これまで全長4m以下の小型車ばかり乗ってきた我が家にとって、
320iクーペは大きいことは大きいです。
しかし、乗りこなせるサイズではあると感じています。
3シリーズクーペの事実上の後継車種である4シリーズクーペは、
全長4640×全幅1825mm×全高1375mm。
微妙にサイズアップしていますね。
メルセデスのライバル車種・Cクラスクーペは
全長4705×全幅1810×全高1405mm。
これは全長4.7mに突入しています。
こういったところと比べると、3シリーズクーペは全長4.6m未満、
全幅も1.8m未満ですから、気持ち的にだいぶ違います。
一方で、2シリーズクーペという車もあります。
これもやはりというか、結構気になる車であります。
1シリーズをベースにしたクーペということで、
よりパーソナルクーペの性格を強めた車ですね。
ボディサイズは全長4440×全幅1775×全高1420mmで、
320iクーペよりもこっちの方が更にコンパクト。
「じゃあ2シリーズクーペの方がいいのか?」
確かに取り回しの方はこっちの方がいいですよ。
しかし、さすがに「短すぎ」るのか、クーペらしい流麗なフォルム、
という点ではイマイチになってくるんですよ。
キャビンの後方からトランクルームにかけての伸びやかさが、
僅かに足りないなぁと感じます。
こうやって、320iクーペよりも少し大きい車、
320iクーペよりも少し小さい車を見ると、
「320iクーペのサイズのちょうど良さ」
という点に気が付くのです。