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Channel: エディの書斎
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Aセグメントの輸入車で唯一のワゴンがパンダ

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日頃、フィアット・パンダ4×4に乗っていますが、
全長3680×全幅1670×全高1615mmというボディは、
狭い日本で取り回しのしやすさでメリットが大きいと思います。

いわゆる「Aセグメント」というくくりで見る輸入車は数が少なくて、
世界的な大型化の潮流を食らっているなと思います。
VW・UP!、ルノー・トゥインゴ、フィアットの500とパンダくらいしかありません。

イメージ 1

全高を比較してみたいのですが、UP!は1495mm、
トゥインゴは1545mm、パンダは1550mmです。
UP!は、頭上空間が狭く、やはり乗用車感覚が強いと思います。
トゥインゴは寸法こそ1545mmありますが、
斜めに傾斜したリアガラスから言ってもやはり乗用車感覚があります。

パンダは1550mmというややハイト系の全高に加えて、
ボクシーなボディ形状が、ワゴンという性格を感じさせます。
それでいてサイドドアに貼られたガードがSUVテイストも感じさせて、
非常に独特な個性を持っていますね。
というか、サイドビューは本当にカングーに似てますね(関連記事)。

パンダは、Aセグメントの中では車内空間に余裕があり、
乗員の快適性や積載性に優れている、唯一の輸入車と言えるのかなと。
そういう強みはあると思うんですが、意外と売れていない(笑)

まあ、このゾーンは軽自動車の方がメリットが大きいですかね。
ワゴンRならほぼ同じ車内空間で、本体価格が50万円くらい安く、
燃費は1.5倍良くて、自動車税は10800円です。
そしてNBOXに代表されるスーパーハイト軽は、
「ガラパゴス軽」なんて言われていますが、
それは裏を返せば日本という環境に適応して進化した末の形と言えます。

まあ、パンダは1.5リッター並のトルクとか、
ボクシーではあるものの面の抑揚を残していて小洒落たデザインとか、
ボディの衝突安全性能、走る楽しさといったところが特長ですね。
って、明らかな特長だと思うんですが、そこを重視する人が少ないということでしょう。

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