先日のカーグラフィックTVは国産のDセグメントセダンの特集。
トヨタ・カムリを中心に、MCを果たしたホンダのアコードと
レガシィB4の乗り比べだった。
カムリは、まー最近のトヨタ顔で「クセがすごいぃ(千鳥風に)」。
悪者のシロナガスクジラのような顔。
好き嫌いが分かれるのを承知のデザインだと思いますが、
僕はハッキリ嫌いですのでごめんなさいね~。
その顔のおかげで車としての正当な評価もしにくくなるが、
ターンパイクの走行シーンでエンジンが唸りを上げた時の音・・・
「ビーン」という感じの、まあ安っぽい音が響いて鼻で笑ってしまった。
2.5リッターのエンジンからどうしてこんな音が出るのか?!
我が家のパンダ4×4は2気筒875ccのエンジンだが、
「ダーン」という野太い、頼もしげな音を立ててくれるぞ。
フォードのフィエスタは1リッター3気筒ターボのエンジンだったが、
野太い排気音で、車内への透過音も耳障りな音はカットされていたぞ。
そんな感じで、欧州の車は小型車でもエンジン音が気持ちいいのに、
それに比べてカムリはどうだ。もう一度言うが2.5リッターだぞ?
不思議でしょうがない。
続いてアコード。
外観は最近のトレンドに沿って押し出し感はあるが、カムリよりはマシかな。
アクセルを踏み込むと「ビーン」
アコード、お前もか・・・。
2リッターエンジンからどうしてそんな音が出るんだよ!
番組内で以前に取り上げた時に、アクセルを踏み込むと
安っぽいエンジン音が車内に響き渡ったがMCでどう変わったか?
と思っていたが、変わっていなかったようだ。
最後にレガシィ。カムリ、アコードと比べるとやはり安心して見れる。
エンジン音は耳障りな音は聞こえてこなかった。
その代わりシャシーの設計が古いようで、松任谷さんがそこを指摘していた。
国産の全長4.8mを超えるゾーンのセダンで選ぶとすると、
僕ならやはりマツダのアテンザが筆頭になるかなと思う。
次いで日産のスカイライン、ティアナあたり。
しかしどれも自分が買っていいラインには達していませんがね・・・。
やはりドイツ御三家、ボルボ、ジャガーの輸入車勢の魅力には抗えません。
Dセグメントのセダンということだと、メルセデスはEクラス、
BMWは5シリーズ、アウディはA6シリーズ、ボルボはS90、
ジャガーはXFというところになります。
価格は600~700万円台になるので、まあざっくり国産車の倍ですね(笑)
しかし、300万円前後で買える中古を漁ってみると、
3年落ち、3万km程度でも余裕で出てきます。
同じ値段なら、新車の国産セダンよりも、中古の輸入車セダンを選びますね。