サムライTVでライブ観戦。
シングル11戦という気合の入ったカードが並ぶので、たまにはしっかり見てみようと。
熊野は相変わらず不器用だなぁ。
打撃や絞め技や飛び技、全てが下手。まともな攻撃ができない。
と思ったら丸め込みだけは急に身のこなしが良くなる。不思議な選手だ。
でも原田にふにゃふにゃエルボーしてるヒマがあるなら張り手で張っていくくらいしないと。
ダイヤモンドリングの北宮がだいぶ体が大きくなっていたな。
でも試合数が少ないから試合運びはどうもダメだ。
石川は均整の取れた体にマスクもいいし、いい選手だね。
と思ったら大日本の選手だった。
本当はこういう選手に対抗する選手がノアにいるといいのだけどね。
河上もまだ25歳でこれだけやれれば十分。
あと5年経ったらいい選手になるぞ。
と思ったら大日本の選手だった。
本当はこういう選手が(略)
ヨネは昨年のKENTAとの防衛戦はいい試合したのに、
それが終わったら元のヨネ。やっぱりダメだこの人は。
杉浦が復帰したのはいいけれど、小峠相手では本当にリハビリ戦だよ。
杉浦はゼロワンの田中と合体したけど、ノアよりもゼロワンを主戦場にした方がいいよ。
中嶋対拳王はいいカード!
と思ったら最後は大原の乱入で終了。
ひどい結末だ。そんな乱入なしでいい試合ができるのに。台無し。
森嶋は何だ、「超危暴軍」?!
試合前のインタビューで、「何を目指して行きますか?」との問いに
『何を目指すとかじゃなくて、とにかく暴れて、今までのノアを崩すだけ。やるしかない。かかってきなさい!』
失笑した。目指すものがなくて、ただ暴れて、試合を壊して、場内も微妙な空気にして、
って本当にノアを崩すことになるだけだぞ・・・
20代の若手だったら、徒党を組んでとにかく暴れて上を食っていくって姿勢でいいと思うけど、
35歳にもなって団体を引っ張って行こうって立場の人間がやることじゃないだろと。
とにかく暴れちゃいいってのは、考えることを放棄しているとしか思えない。
というか、反則して暴れりゃいいっていうのは安直過ぎだろ。
どこの団体にもヒールユニットばっかりなんだから、
ここは逆に愛と正義を追求するユニットにするとか、カッコ良さを追求するとか、
あるいはハッスルポーズみたいなことをやるとか、
何か新しいコンセプトを掲げるぐらいのことはしろと。
この日の試合は4試合くらい乱入があって、場内も白けムード。
こんなことで「武道館に戻りたい」なんて言葉をよく吐けるなと。
冒頭のリングアナの「心に残るプロレスを合言葉に、最高の空間にしたいと思っています」
という言葉が虚しく響く。
心に残るどころか、この日の大会は後味の悪さだけが残った。
10年前のノアはどこへ行ってしまったのか・・・