トヨタが発売したタクシー専用車「ジャパンタクシー」。
先日、実物を見かける機会がありました。
最近のトヨタの醜悪デザインとは打って変わって、
びっくりするほど普通、というか多少の「ダサさ」「古さ」すら感じるデザイン。
「昭和の皇室車」という感じ?昔の映像に映ってそう(笑)
まあ、「古さ」ということは「レトロ」とも言えるわけで、
そこまで悪い感じもしませんが・・・。
ロンドンタクシーをイメージしたんですかね??
トヨタというメーカーは一体何を考えているのか、本当に分かりません。
接近すると「キーン」という音がするので、ハイブリッドだとすぐに分かった。
1.5リッターのエンジンはシエンタがベースだと言うが、
驚くのは天然ガスの燃料にも対応しているという点。
このあたりがタクシー専用車たるところだ。
全長4400×全幅1695×全高1750mmというサイズは
日本でも取り回しがしやすく、かつ荷室も大きく取れる、
ちょうどよいサイズ感だと思う。
考えてみれば「タクシー=セダン」というのは必然性がない。
ハイルーフの方がお年寄りや大柄な外国人でも乗降がしやすく、
大きなスーツケースもガンガン積める。
なぜもっと早く転換しなかったのだろうと思うほどだ。
近年増加の一途をたどる外国人観光客、そして2020年の東京五輪に向けて、
このジャパンタクシーが増えていくのだろうか。
基本的には良いと思うが、デザインだけ、
もうちょっと何とかならなかったのかなーと思います。