Quantcast
Channel: エディの書斎
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1550

ソニーα7Ⅱ VS RX10 高感度比較・まとめ

$
0
0
これまで使っていたDSC-RX10(1インチセンサー)と、
α7Ⅱ(フルサイズ)の比較、今回は高感度時の画質。

RX10(ISO1600)
イメージ 1

α7Ⅱ(ISO1600)
イメージ 2

見事に似た雰囲気の画像になりました(笑)
同じソニー製ということで、カラーマネージメントやガンマは似ても当然か。
どちらもISO1600に固定して撮影したが、
全体の画像では有意差が分からないくらいですね。
拡大してみたらどうでしょうか?

RX10(200%表示)
イメージ 3

α7Ⅱ(200%表示)
イメージ 4

これはやはりα7Ⅱの方がノイズ感が少ないですね。
RX10も、24型の液晶モニターで見る分にはさほど不満なし。

RX10(ISO1600)
イメージ 5

α7Ⅱ(ISO6400)
イメージ 6

RX10のISO1600と、α7ⅡのISO6400が、
だいたい同じノイズ感に見えます。
RX10の方は僅かに手振れが入ってしまっているが、
「横浜」の文字はよく解像してますね。
これ、ほぼ月明かりのような非常に暗いシーンで、
α7ⅡのISO6400で1/6秒。4.5段の光学手振れ補正が効いて
手振れなく明るく撮れている。すごいです。

高感度性能は、やはりα7Ⅱの方が勝っていました。
しかし「1インチとフルサイズ」という差から
想像するほどの差ではなかったように思います。



1インチとフルサイズ、そのセンサーサイズの差による性能差は
「被写界深度」「ダイナミックレンジ」「感度」
この3点で、その差は確かにあった。

・背景ボケを生かしたポートレートがきれいに撮れる
・白飛びしにくくその場の情景を余すことなく捉えられる
・暗所でもノイズ感や手振れを抑えた撮影ができる

こういったところで、α7Ⅱの方が優位なことは間違いがない。
しかし「その差は歴然」というところまでは行ってないかなと。

これは「RX10が健闘している」ということなのだと思う。
1インチとは言え裏面照射型なので、高感度性能は本来の1インチのそれ以上。
レンズはズーム全域F2.8の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」。
1インチの性能をフルに引き出すセンサーとレンズを搭載している、それがRX10。
私が買った時は8万円強だったが、伊達に8万円しないカメラだなと。
大きさも重さもα7Ⅱとほぼ同じ(!)なのだが、その大きさ・重さは伊達ではない。
そういうことなのではないか。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1550

Trending Articles