先日のカーグラフィックTVの中で、ロールスロイスのファントムの
後席に田辺さん・松任谷さんが乗る様子が放送された。
我々視聴者はテレビ越し、スピーカー越しにその様子を見聞きするわけだが、
それでも異次元のクオリティを感じ取ることができた。
このようなクオリティを見たことは今までなかったので、
衝撃を受けた。これがロールスロイスか、と。
とにかくもの凄い静粛な空間。静謐、静寂。
2人がささやくような音量で会話しているのが分かる。
その音量に合わせて放送音声も調整していると思うのだが、
それでもロードノイズなどはサーッとしか聞こえてこない。
公式サイトには「世界で最も静粛なクルマ」と書いてある(!)。
実に130kg以上もの遮音材が使われているらしい。
足元がバタつく様子もなく、ゆっくりと上下動するのみ。
車内で本を読んだり、パソコンで作業したりするのも
ストレスなくできることだろう。
公式サイトでは「マジックカーペット・ライドを実現した」と
書かれており、それは全く嘘ではないと思った。
エンジンは6.75リッターのV12気筒エンジン。
571馬力、900Nmを発揮する!
4輪操舵システムも採用されているらしい。
これらは暴力的な走りではなく、全ては快適性のために使われている。
価格は5,460万円。価格も異次元。