「どうして208を選んだのか?」を書いていくシリーズ、今回はアウディとベンツを取り上げます。
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アウディ・A1スポーツバック
一時期アウディが無性にカッコイイと感じる時期があって、
そのタイミングでA1が日本導入、少し間を置いて5ドアのスポーツバックが入ってきて、
それこそ乗り換え大本命かもしれないと思ったものだった。
ベースがVWポロという時点で既に一定のハードウェア性能は保証されたようなものだし、
加えてA1は小さくてもしっかりアウディ車という存在感があり、また品質感の高さもすごいものがある。
気になった点・1つ目は、外観。
ランプの形が睨みを効かせているように見えて、そのせいでフロントの印象全体が
イカつい感じになってしまった。上位車種のように、もう少し肩の力を抜いた表情なら良かった。
フロントの造形がかなり複雑なのに対し、リアはのっぺりした印象で物足りない。
2つ目の気になった点は、後席の快適性。
ベースとなったポロの後席が厳しいのだから、A1も基本的には同等のはずで、
実際座った感じもやはり同様で、固くて急角度の座面に膝を折り畳んで座る、
頭上スペースも余裕なし、これでは成人のゲストを乗せられない。
以上2点がネックとなって、乗り換え候補から脱落した。
208は、外観は小さくすぼまった吸気グリルや湾曲したリアランプ形状、適度なクロムパーツなどが
「大人の落ち着いたおしゃれ」を求めていた我が家に合った。
また後席については一定の快適性が確保されており、クリアしている。
メルセデスベンツは、新型Aクラスが全長を4290mmまで伸ばしてCセグメントになってしまったので、
新車販売されているBセグメント以下の車種はない。
しかし、先代Aクラスは全長3885mmだったのでBセグメントだし、
2012年まで販売されていたので状態のいいものが中古で買えます。
メルセデスベンツ・A180エレガンス
1595mmという全高は前車・スプラッシュの全高1590mmとほぼ同じで、
後席の快適性や乗降のしやすさは同レベルが期待できた。
外観も光り物を適度にあしらって洗練さと上質感を上手に出しているなと思う。
気になった点・1つ目は、「ベンツである」という点。
まー正直言って、ベンツってのは「お金持ちのおじさんorおばさんが乗る車」
という印象がもの凄く強くって、僕はお金持ちでもないし、ブランド品なんて全く持ってないし、
そんな品のいいおじさんでもおばさん(嫁)でもない。
もちろんそんなイメージは思い込みであったり、あるいはそんなイメージ気にする方がおかしいとか。
でもどうしても自分が乗る車としてベンツはイメージできなかったんです。
気になった点・2つ目は、古さ。
2008年にマイナーチェンジが施されているが、基本設計は初代登場時の2005年。
インパネを見ると設計年次の古さを感じずにはいられない。
またBセグメントにもかかわらず車重は1310kgもあり、
これを1.7リッターの自然吸気エンジン+CVTで引っ張って、
10.15モード燃費は13.0km/l というところも前時代的。
高張力鋼板を使った軽量化とか、ダウンサイジングターボとか、DCTとかアイドルストップとか、
そういうものが全くなく、買って早々に物足りなさを感じそう。
以上2点がネックとなって、乗り換え候補から脱落した。
この車がベンツじゃなくてクライスラーとかで、設計年次が新しかったら、もしかして・・・と思う。
208は、プジョーが基本的に「フランスの大衆車」というイメージで、
最近はプレミアムブランド化を進めてはいるものの、お金持ちイメージはないかと。
というかフランス車自体がマイナーなので、そもそもイメージがないのかもしれませんが。
208は登場直後だけあって、ボディが軽量化されているだけでなくボディサイズもダウンしていたり、
一部グレードには新開発の3気筒エンジンを搭載していたり、最新の思想・テクノロジーが入っており、
買って早々に物足りなくなることはないと思われ、クリアしている。