最近のスマホには、2眼カメラが搭載されるのが普通になってきましたね。
ステレオカメラの原理で距離感を取得して、
一眼のような背景ぼかしに使用したり、
高感度時の画質改善に使ったり、
異なる画角を組み合わせて高画質ズームを実現したりと、
使い方は複数ありますが。
そんな中、Samsungから4眼カメラが出てきました。
Galaxy A9です。
広角用8MP(F2.4 画角120度)
望遠用10MP(F2.4 光学2倍ズーム)
メインカメラ24MP(F1.7)
距離測定用の5MP(F2.2)
だそうです。
スマホカメラの弱点は、高倍率ズームが難しいことと、
高感度時の画質が確保しにくいこと、ですよね。
ズームについては異なる画角のセンサーをつけて画像処理で対応ですかね。
それでも光学2倍止まりと言えばそうですが。
高感度時の画質については、F1.7という明るいレンズとして対応。
距離測定はステレオカメラでやればとも思いますが、
画像から距離を抽出する時に対応点がないと距離が分からないので、
のっぺりしたところとか、前後で画素値が似ていたりすると
うまく検出できない。ということで、専用のセンサーが追加。
と、理屈では、まあ納得するところもあるんですが、
「4眼も必要なのか・・・」と思うところもありますがね。
僕なんかはカメラにこだわるなら1眼使えと思っちゃいますが。
ただ、日々一眼を持ち歩くわけではない、
でもスマホは常に持っている、そのカメラ画質を追求するのは正義。
4眼にして特に本体が大型化しているわけでもなく、
ユーザーインターフェースには影響がない。
(まあ、価格アップにはなっていると思いますが)
だから、3眼でも4眼でもやれることはやって良いのだ。
と、理屈では分かるんですが、
「4眼も必要なのか・・・」とやっぱり思ってしまいます(笑)