マツダは新型「デミオ」に搭載予定の1.5リッターディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」
を発表、詳細なスペックや特徴などを公開した。
エンジン形式:直列4気筒1.5リッター 直噴ディーゼル
排気量:1497cc
最高出力:77kW(105PS)/4000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-2500rpm
おおー、噂されていたように、デミオにディーゼルが載るんですね。
日本にも小排気量ディーゼルエンジンがやってくるんですねぇ。
馬力は1.5リッターNAの数値ながら、やはりディーゼルはトルク。
250Nmという2.5リッターNA並の大トルクを1500回転から発生。
街乗りなら2000回転以下で用が済みそうです。
コンパクトカーのデミオに乗るんだからJC08モードは30.0km/l くらいですかね。
さらに燃料は軽油だから、燃料費は相当に安く済みますね。
問題は価格ですね。
アテンザやアクセラを見ていると、ディーゼル仕様は最高グレードってことで
かなり「盛る」傾向が見られます。
現行デミオだと、ガソリン仕様の最高グレード「SPORT」が169万円なので、
ディーゼル仕様は200万円くらいになりますかね。
燃料費が安く済むとは言え、元を取るのは難しくなりそう。
それよりはやっぱりパフォーマンスを求めてディーゼルを買うと考えるべきかと。
偶然にも、同じ日にアウディA1に新しいエンジンが乗っかることが発表されていました。
1.4リッター直噴ターボのガソリンエンジンで、
4気筒中の2気筒を休止する「シリンダー・オン・デマンド(COD)」を採用しつつ、
エンジン性能も向上させ、最高出力103kW(140PS)、最大トルク250Nm/1500-3500rpmを発生、
JC08モード燃費は20.5km/l に向上したという。
マツダの1.5リッターディーゼルエンジンと、
アウディの1.4リッターガソリンエンジン。
トルク特性は似ていますが、馬力ではガソリンエンジンが勝っていますね。
重量はガソリンエンジンの方がやはり軽いのかなぁ。興味深いですね。
新型デミオの車重が分からないんですが、燃費はデミオの方が良いでしょうね。
価格は、5ドアのA1スポーツバック(COD)が334万円ですから、デミオが圧倒的に安い。
さっきは200万円のデミオを高いと思っていましたが、輸入車と比べたら安く感じますね。
1.5リッターディーゼルを搭載するデミオの登場が待ち遠しいですね。