伊豆方面へ行く時に、箱根ターンパイクを初めて走りました!
この道路は「カーグラフィックTV」や「クルマでいこう!」など
自動車評論や撮影の時によく使われる有料道路ですね。
小田原から箱根・大観山までの標高差およそ1000mを、
急なカーブのない14km弱で一気に登りきる道路です。
早川料金所を出ると早速急な登り坂!
順番にシフトアップして3速まで加速して、
4速に入れると走っていてだんだん車速が落ちてくる・・・
208アリュールの5速MTの場合だと、3速固定で登るのが吉。
3速に入れて3000回転以上の高回転域を使えば、
ターンパイクの急坂もぐんぐん登って行きます!
そしてその高回転域のエンジンサウンドも心地よく、
日々の抑圧された世界から解き放されて、アドレナリンも大解放!
思わず「Be A Driver!」と口走りました。
それは違うか。
208アリュールの1.2リッター3気筒エンジンは118Nm・82馬力というスペックから
相当に非力と思われがちですが、さまざまな試乗レビューを見る限りは
「非力というイメージを覆す力強さ」という定評が作られてきた感じがします。
そしてターンパイクを走ってみて思ったのは、
「これはもう非力どころではなくて、十二分なパワーがあるではないか」
ということ。3000~4000回転まで回せばターンパイクの急坂も何のその、
そして活力に満ち溢れたエンジンサウンドが楽しめる。
これ以上何を求めるのだろうか??
非力というのは、4000回転まで回してもなかなか坂道を登ってくれないとか、
あるいはその時にエンジンサウンドが苦しげだったり安っぽかったりするのを言うのではないか?
このターンパイク、通行料金は720円で少し高いんですが、
エンジンの性能をフルに使ってスポーティーな走行ができる楽しみがあるので、
一つのアトラクションと思えば全然もったいないと思いません!
一方、下りは特に快感はないですね。
急な下りなのでエンジンブレーキを使うんですが、
3速でも車速が落ちてくれないんで2速まで落とします。
するとエンジンの回転数が5000回転ほどにもなって相当うるさいです。
ハンドリング性能が試されるという部分はあるんですが、
登りの時の興奮というのはないわけです。