~22日に行われた女子プロレス「スターダム」の東京・後楽園ホール大会で、
女子プロ史上まれに見る大惨事が起きた。
メーンで行われたワールド・オブ・スターダム選手権試合で王者の世IV虎(21)が
試合中に壮絶なケンカマッチを仕掛け、挑戦者の安川惡斗(28)の顔面を“崩壊”させる
大ケガを負わせたのだ。スターダムは厳しい処分を下す方針で、
世IV虎はこのままマット界から追放される可能性も出てきた。
異変が起こったのは、試合開始直後だった。
異変が起こったのは、試合開始直後だった。
ニラみ合った状態から、先に安川が仕掛けた。
グーパンチをお見舞いすると、世IV虎の顔面にクリーンヒット。
この一撃で明らかに表情が変わった世IV虎も強烈なグーパンチをお返しして、
お互いにノーガードで殴り合う展開となった。
試合を裁いた和田京平レフェリー(60)は血相を変えて世IV虎を
試合を裁いた和田京平レフェリー(60)は血相を変えて世IV虎を
「お前はチャンピオンだぞ!」と怒鳴りつけ、両者を引き放す。
この時点で安川は鼻から大出血。救急処置のためインターバルが取られた。
その後、試合は続行されたものの、もはや理性を失った世IV虎は止まらなかった。
馬乗り状態からパンチ、掌底で安川の顔面を殴り続ける。
安川は戦闘不能状態で、世IV虎の攻撃は明らかに常軌を逸していた。
安川は気力だけで立ち上がろうとするも、右目付近は大きく腫れ上がり「お岩さん」状態に。
安川は気力だけで立ち上がろうとするも、右目付近は大きく腫れ上がり「お岩さん」状態に。
たまらず和田レフェリーが試合を止めてセコンドにタオル投入を促し、
7分45秒、TKOで世IV虎3度目の王座防衛が告げられた。
しかし、1050人の観衆で埋まった会場は、怒声とどよめきが飛び交う異様な雰囲気。
和田レフェリーが試合を止めなければ、最悪の事態を招いていた可能性もある。~
(東スポから一部抜粋)
いくつかの媒体で記事を読み、さきほどサムライTVでダイジェストを見たが、
これはひどい。あまりにもひどい。
写真や映像では惡斗の顔面が本当に崩壊しており、
さきほどの発表だと鼻骨骨折、頬骨骨折、そして恐らく眼窩底もいってるだろう。
パンチでこれだけ顔が破壊されるというのは、明らかに顔を狙って
何度も攻撃しないと壊れるものではない。
2人にどんな深い因縁があるのか知らないが、明らかな故意の顔面攻撃によって
対戦相手に重傷を負わせることは絶対に許されない。
世Ⅳ虎が悪いのはもちろん、ロッシー小川も風香GMも和田レフェリーも止めるのが遅い!
なんで木村が和田レフェリーに試合ストップを促してんだよ。おかしいだろ!
しかも後楽園のメインイベント、タイトルをかけた試合で、
客はお金を払って見に来ている。こんな試合を見せられたらたまったものではない。
俺がもし会場にいたら、もう二度と見に行かないと思うだろうし、
実際会場で観戦していた人たちのほとんどはもう見に来ないと思う。というか、記事を読んでダイジェスト映像を見ただけでも、
今はスターダムを見に行く気になれないし、中継すら見たくないのが正直な気持ちだ。
だってあんな凄惨な状況を見てしまったら、次からどんな気持ちで見ていいのか分からない。
せっかく今までスターダムを応援してきたのに、残念な気持ちでいっぱいだ。
よっぽど誠意ある対応を見せないと、スターダムは本当の窮地に追い込まれることになる。
世Ⅳ虎は解雇が妥当だと思う。
あんだけ故意の顔面攻撃なんかしておいて許されるってのはおかしいし、普通に逮捕でしょ。
もし復帰したって、どんな気持ちで試合を見ていいか分からないし、
もはや集客にはマイナスにしかならないから。
せっかくプロレスが見直されてきているのに、こんな凄惨な試合をして
プロレス界に与えたダメージも大きい。
解雇が妥当、それくらいのことをしたと思う。