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Channel: エディの書斎
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格安SIM

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ここ最近、何かと目にすることの多い「格安SIM」「スマホの料金を安くします!」
という広告。急速に普及し始めているようです。
実は僕もドコモから格安SIMに乗り換えて、約一か月が経ちます。

格安SIMの存在は2年くらい前から知っていましたが、
・通信速度が遅い
・データ通信専用で、電話と2台持ちになる
・音声通話も可能だが、MNPが使えないため電話番号が変わる
といった点があって、触手が伸びなかった。

しかしここにきて
・通信速度はキャリアと同等
・音声通話可能なSIMカードが登場
・しかもMNPが使えるので電話番号が変わらずに乗り換え

という状況になり、SIMカードにまつわる設定を自分でできて、
端末を自分で用意できるならば魅力的な存在になった。

そもそも、僕のスマホスタイルだと、キャリアの電波を使って
大容量・高速データ通信をする必要がなかった。
通勤途中や出先で見るのはほとんどテキストメインのサイトだし、
というか今やほとんどのサイトがスマホ専用の軽いページを用意しているわけだし。
YouTubeなどの動画を見るなんてことはしていない。
自宅ではWiFiに切り替わるので関係なくなくなるし・・・
電話もほとんどしないし、したとしても無料通話アプリ。

ということで、格安SIMは僕のライフスタイルに合っていると感じ、
というか料金が違い過ぎるので、ここは挑戦してみようと思ったわけです。

契約したのはドコモ系MVNO業者の「IIJmio」。
今まで使っていたGalaxy S3から小さいSIMカードを取りだし、
IIJmioのカードに差し替えて、APN設定をちょろっとすれば完了!
これだけでドコモから乗り換えが完了したとは信じられない。
無理もない、端末は同じで、見た目には何も変わらないから。

高速データ通信容量は月2GBまでで、ドコモのLTE網を使った通信が行える。
この分の料金は900円/月。
音声通話もこれまでの番号で普通に可能だが、完全な従量制で20円/30秒。
音声通話はオプションで700円/月。
合わせて1600円/月+税=1728円。
ここで、キャリアの場合ならばやれSPモード使用料300円、
安心サポート300円、あーだこーだと付くものだが、そういったもの一切なし。
要するに、月々の料金は「1728円+通話料」だけである。
これまでドコモに毎月7000円くらい払っていたことを考えると、
驚きを通り越して思考停止に至るくらいの安さ。

さて、安いのは分かったが、問題は通信品質だ。
1か月使ってみた感想だが、「全く問題なし」。
高速通信状態ではこれまでの使用感と全く変わらない。
もっとも、テキスト主体のサイトを見ているから、
通信速度の品質の差は体感しようがないかもしれないが・・・

高速通信を解除すると200kbps程度の速度になり、
この状態のデータ通信量は規定の2GBの計算に含まれない。
しかしこの状態でも、ほとんどのテキストサイトは少し遅れるくらいで
割とサクサク読めてしまう!素晴らしい。
IIJmioはリクエスト直後の一発目だけ高速通信同等のデータ転送を行う
「バースト転送」という仕組みを採用しており、これが効いている。
さすがに画像を多用しているサイトは遅くなるので、高速通信をONすることになる。

僕のケースでは、使い勝手は変わらず、ドコモから乗り換えで
毎月5000円以上(!)もの通信費削減をすることができた。
というかこれはキャリアも悪い。
スマホユーザーだって、動画見まくりのヘビーユーザーから
テキストサイト読んだりLINEを使うことがメインの超ライトユーザーまでいる、
それなのにヘビーユーザー向けの料金しか用意してこなかった。
これは明らかな怠慢、顧客に不親切と言わざるを得ない。

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