ジュネーブモーターショーで、フェイスリフトを受けた208が発表されました。
外観は、うーん、ちょっと加飾が過ぎましたかね・・・。
旧208は「品がいい」というところが気に入っていたんですが、
新しい208はバンパーグリルが強調されて、これがワイルドな感じを受けます。
最近の車はどれもこのバンパーグリルを強調するんですよねぇ。
僕はこのバンパーグリルの「穴」が嫌いなんです。
この「穴」、要らないです。
旧208はこの「穴」がなく、フォグランプがついているだけで、
これが「品の良さ」を醸し出していました。
新しい208のデザインは、僕から言わせれば「改悪」で、全くうらやましくないです。
一方、パワートレインの方のアップデート。
1.2リッター３気筒エンジンにターボが追加されるようです。
ターボなしでも力不足ってことはないんですが、
「1.2ターボ」の方が”響き”がいいじゃないですか（笑）
上のクラスの308に採用されるくらいのパワーなので、
それがより小型・軽量の208に搭載されるとなれば
相当に活発な走りが期待できます。
それでいて従来の1.6リッターターボよりは確実に燃費はいいはずですし。
さらに、６速ＡＴがやっとこさ208に降りてくるという話。
208の登場時から６速ＡＴじゃないとおかしいんですよ。
それどころか登場時は４速ＡＴだったという黒歴史・・・。
その後シングルクラッチの５ＥＴＧになりますが、これもクセがある。
今まで208に興味があっても変速機がネックとなって購入を諦めた人は多いはず。
それが６速ＡＴとなれば全く問題なくなる。
個人的には1.2リッターターボを搭載した５ドアのＭＴモデルが登場したら
かなり心が揺らいでしまいそう。
ところで、僕の愛車遍歴はタントカスタム→スプラッシュ→208なんですが、
いずれもマイナーチェンジ後にデザインが改悪されているんです。
僕が買ったタントカスタムは２台目で、適度な硬派さだったのに
ＭＣ後にはピグモンみたいな顔になり、その後はギラギラ感が増していきました。
スプラッシュは端正な顔がカッコかわいかったのに、
ＭＣ後にはバンパーグリルが無駄にニョロニョロしてしまいました。
そして208も、品が良かった顔が、ＭＣ後は品が落ちてしまった印象に・・・。
完成されたデザインは、いじると悪い方向に行くしかないんだから、
無駄にいじらなくていいと思うんですけどねぇ。