プジョー208はMCが実施され、私が購入したプジョー208は
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旧208というか初代208というかMC前208になりました。
ここでは「旧208アリュール」と呼ぶことにしますが、
1.2リッター自然吸気の3気筒エンジンに5速MT、3ドア。
2012年登場時は199万円というプライスでした。
購入から2年が経過した今でも、品質の高さというのを
さまざなポイントで感じるのですが、その1つが、シートです。
テックレザーという人工皮革とファブリックを組み合わせたシートです。
写真で網々になっている部分とサイドサポートの一部がファブリック、
それ以外のツルンとしている部分がテックレザーです。
まず一見して、高級感があって、とても199万円のコンパクトカーの
シートには見えないと思いますが、どうでしょうか??
アップ
テックレザーは見た目も手触りも安っぽさがなく、
人工皮革という説明ですがあまり納得できないです(笑)
網々の部分は、衣服と噛みあってシートへの密着性を高め、
それでいて通気性も確保されます。
夏に座っても熱くなく、冬に座っても冷たくない。
シートに座った時に最も体を預ける場所であるお尻と、
腰から背中にかけての部分をこの網々にすることで快適性を確保しています。
今まではシートの生地の話をしてきましたが、
そもそもシート自体が大振りでがっちりと作られていて、
しっかり座っても背中の上までサポートしてくれますし、
ヘッドレストも後頭部をサポートしてくれます。
「それって当たり前じゃん」と思いきや、
他の車に座るとそれが当たり前ではないことに気づいたりします。
シートの「アンコ」もぎっっちりと詰まっていて、
固いのに弾力があって、体重をしっかりと受け止めてくれます。
2年経っても全くへたった感じがしないのも素晴らしいです。
それから、サイドサポートがしっかりしている点も良いです。
最初の車のタントカスタムはベンチシートで、
サイドサポートはほとんどありませんでした。
前車のスプラッシュは欧州からの逆輸入車だけあって
大振りで固めのシートが特徴でしたが、サイドサポートはそうでもなかった。
208になって初めてしっかりとしたサイドサポートを味わったわけですが、
サイドサポートがあるとこんなに運転が楽になるとは思わなかったです。
急なカーブはもちろんのこと、緩やかなカーブであっても
シートが体を支えてくれるので体がブレない。
体勢を無意識に修正することがないので、疲れないんです。
短所としては、乗り降りの際にちょっと邪魔になる点ですかねぇ??
個人的には、サイドサポートが張り出したシートが
もっと普及してもいいのではないかと思います。
ちなみに、愛車のサイドサポートも2年経っても全くへたってないです。
ということで、我が208アリュールのシートは
「高級感(見た目)」「触感」「座り心地」「サイドサポート」
の点ではクラス最高と思います。
2012年登場時に存在していた上位グレード「GT」と全く同じシートが
使われていて199万円というのは、実は相当なお買い得だったのかもしれません。
MC後のアリュールはターボと6速AT、アクティブシティブレーキが採用され
5ドアになり237万円で登場していますが、
その代わりにシートは総ファブリックになってしまいました。
見た目のゴージャス感は後退したかなと思います。
まあ、それでもシート形状や座り心地やサイドサポートという点では
国産車のシートとは次元が違うのではないかと思いますね。