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Channel: エディの書斎
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2.10 W-1後楽園ホール大会

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新日はマンネリ化が指摘されてきているが、
そこに来て中邑・AJの離脱だから、ますますマンネリ?
逆に活性化するきっかけになるのか??
まあとにかく「新たな刺激を求めて」ってことでもないけども
W-1を見に行くことにした。
2014年11月にW-1とゼロワンの対抗戦を見に行ったことはあるが(記事)、
W-1単独の興行を見に行くのは初めて。

会場の様子
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まず言いたいのは、リングが小さい。
新宿フェイスや新木場のような狭い会場なら仕方がないが、
男子プロレスなんだから後楽園ホールでは通常のサイズのリングにしないと。
プロレスのスケールが小さくなる。
まあ、小さいリングから溢れそうなプロレスをしていたかと言われれば微妙だが・・・
鶏と卵の関係かもしれない。大きなリングにすべき。

オープニング
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Cheer1とかいうグループのダンスから始まる。
スターダムもそうだが、こういうの要らないんだけど。
ダンスもバラバラでお遊戯レベル。

4wayタッグマッチ
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ごちゃまぜだ。近藤&河野、吉岡、中之上らはまともだが、
それ以外には素人レベルが混じって、まったく見るべきものがない試合。
盛り上がりもなく、うだうだやって試合が終わった。あくびが出る。
中之上は小島聡っぽくてイイ物持ってると思うんだけど、
ずーっと中堅のままだなぁ。KAIとかとエース争いするぐらいじゃないと。

ワイルド×デスペラード
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キャラが立つ征矢はやはり人気高し。
NOSAWAもMAZADAもKAZMAも大したレスラーじゃないのに
よく需要があるよなぁ。
全体的にソフトタッチで試合自体は盛り上がりに欠けた。
征矢はあんだけの肉体があるんだから、もっとバチバチやらないと。
石井智弘とか関本や岡林とかのレベルのことができるだろうに。

アンディー×鼓太郎
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全日を退団した鼓太郎はノアではなくW-1に漂流してきた。
この日がW-1の一発目の試合。
鼓太郎は37歳でキャリア15年目になるんだが、
30歳くらいで止まってる感じ。風格とかが出てこない。
KENTAに「鼓太郎は所詮鼓太郎なんで」と言われてから進化してない。
なぜだろうか。
試合自体は鼓太郎もアンディもいい動きで、そこそこ魅せてくれた。
最後はタイガードライバーで鼓太郎勝利。

黒潮イケメン二郎×ウルティモドラゴン
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福山雅治の曲に合わせて、手鏡片手に入場、会場沸騰。
確かにキャラが立っているし、あとは試合でどこまで見せてくれるか。
ウルティモは調べたらもう49歳!まさにレジェンド領域。
試合は、イケメンは「イケメン」コールを煽ってばかりで、
笑いは起きるけど「お、なかなかやるな」と思わせる説得力がほとんどない。
がっかりした。もっと真剣にプロレスに向き合って欲しい。
最後はイケメンがかなりアシストしてのアサイDDT。

大和×稲葉
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一応クルーザーのベルトが懸けられた試合。
稲葉は1年ちょっと前に見たときは大谷にボロ雑巾のようにされていたが、
体はずいぶんできてきたようだ。
大和はキャラはだいぶ立ったけど、感じるものがないんだよなぁ。
試合内容のことが思い出せない(笑)
まあそれくらいの試合だったということだ。

KAI×真田
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え、KAIってこういうスタイルになってたの?!
ストリートファイト風ないで立ちに「自由にやらせてもらう」というセリフ。
まー確かにエースを気取って頑張った挙句に鈴木秀樹に1回で奪われて、
ファンの支持を得られずグレてもしょーがないよな。
ほんと、内藤とキャラがかぶってるからロスインゴベルナブレス入りすればいいのに(笑)
さて真田の方は、W-1にいるんだかいないんだかよく分からない、
違う意味での「自由人」。言葉だけは「世界をまたにかけて」とか言うが、
レスリングからはその凄さがまったく伝わってこないのが不思議だ。
体格で勝るKAIが押し気味に試合を進める。打撃は強い。
真田も時折跳躍力を生かした切り返しを見せる。
まあそこそこ盛り上がったかな。
最後はちょっと当たりが微妙なムーンサルトプレスで真田勝利。
うーん、新日でいう棚橋×中邑のようになりたいんだろうし、
そうなって欲しいとも思うが、今はまだまだ全然というところ。

武藤・ハヤシ・岡林×カブキ・浜・神谷
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カブキの入場、ヌンチャク、毒霧はもはや伝統芸能だ。
そのカブキと武藤の絡みから始まるが、カブキも67歳、
武藤も膝が悪いのは当然として脚力の衰えも隠せず、
おじいちゃんどうしのプロレスという感じ。もうそろそろ限界だろう。
岡林はいまや大日本の王者になり、心身ともにピークかもしれない。
浜とド迫力のぶつかい合いを演じ、これぞプロレスラーというものを見せる。
最後は岡林・カズがお膳立てしてから、当たりが浅いシャイニングウィザード。

火野×田中稔
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実はこの試合が決まったことで参戦を決めた。
肉体派の火野と、ジュニア技巧派の田中、この凸凹対決が面白そうだなと。
火野は初めて見たが、筋肉もあるが脂肪もついていて、
上半身の方が大きいという体型は「魔人」的な感じ。
田中は43歳だが本当にそう見えないグッドコンディション、素晴らしい。
田中が膝へのローキック、走ってくる火野への低空ドロップキックから
膝攻めに活路を見い出す。さらに膝十字なども使い火野を追い込む。
しかし問答無用のパワーの火野が最後は勝った。
火野は田中になかなか楽しませてもらったんではないだろうか。
火野は体格はすごいが、思ったほどの説得力がなかった。
関本や岡林の「見せ方」をもっと勉強したほうがいい。

新日やゼロワンは前半から楽しませてくれるし、見終えたら相当疲れるし、
「いやー楽しかった、また見たい」という満足感に浸って帰れるんだが、
この日のW-1は前半5試合は盛り上がりも弱く不満。
後半3試合はまあまあ楽しめた感じはあったが・・・
新日やゼロワンの良さを再認識した日となった。

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