パンダ4×4を契約し、208からのバトンタッチの日が迫っています。
これまでもやってきたように、現車との比較をしながら
イメージを膨らませていきたいと思います。
今回は「キャラ比較」。
車の性格を表すキーワードを挙げて、円グラフで示します。
「脳内メーカー」みたいなイメージで見てください。
ちなみにスプラッシュと208を比較した記事がこちらです。
208に対する印象は当時から変わっていません。
当時の記事の文章をほとんど使って再度記します。
プジョー208 は50%が「セクシー」から成り立っていると思います。
車全体が複雑な曲面で構成されており、「流麗」という言葉が合います。
そのベースの上に、フロントグリルやボディサイドには深い彫りがあり、
小さい車ながら存在感は大きいですね。
あちこちに使われているクロムパーツもポイントを押さえて
適切に使っているところに「気品」を感じさせます。
内装を見れば、ガッチリした骨格に表皮やスティッチまでデザインされたシート、
大振りのクロムドアハンドルや小径のステアリングなどが
「上質」という雰囲気を出しています。
一方でパンダ4×4は、40%が「かわいい」から成り立っていると思います。
全長は3.7mにも満たないサイズで、塊感のあるSUVの形は
まさに「リアルチョロQ」。ほっこりした顔つきとか、
フィアットというメーカーのイメージなども含め、
「かわいい~」って言われることが一番多いでしょうね。
30%は「おしゃれ」から成り立っていると思います。
「かわいい」は「おしゃれ」と必ずしもイコールではない。
かわいさが鼻についたり、幼稚っぽさがあったりすると、
それは「おしゃれ」ではなくなってしまう。
しかし、このパンダはセンスが絶妙。
イタリアが作ったデザイン家電のような?
かわいいのに、大人が乗っても全然問題ないですよね。
20%は「タフさ」。これは4WDのSUVというところ。
外観を見てもSUVらしさが十分感じられるし、
アンダーガーニッシュやサイドドアのモールなどがタフさを想起させます。
MTのみの設定でツインエアエンジンを駆るところなんかも含めて、
このパンダ4×4という車は本格的なSUVとしての側面があります。
10%はカジュアルさ。
かわいくておしゃれだけど、肩肘張らずに乗れる。
そういう懐の深さがありますね。
特に内装なんかは上質な仕立てなどはなく、
本来カジュアルな車であることは間違いがないと思いますが、
「安っぽさ」みたいなものは感じない。
こういう手腕は本当に上手だなと思います。
改めて見ると、パンダ4×4はキャラが強烈ですね。
キャラが完全に立ってます。
208は、ルーテシアやアウディA1、ベンツなどと比べて悩む人はいそうですが、
パンダ4×4はライバルというライバルはないような気がします。
そしてこの記事では208とパンダ4×4を比較していますが、
どっちが上とか下とか、優劣ってのは、つけられないなと思うんです。
ただ、僕も奥さんも、208の流麗さには後ろ髪を引かれる思いです。
と同時に、全くキャラが違うパンダ4×4に乗る、
それによって新しい生活が始まる、
そういった変化への期待みたいなものも感じています。