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Channel: エディの書斎
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パンダ4×4 vs スプラッシュ 遠い親戚?

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2代目の愛車がスズキ・スプラッシュだった我が家。
4代目の愛車となるのはパンダ4×4となったわけですが、
3代目・愛車の208とよりも、スプラッシュと比較したくなるんですよ。

まずは外観・寸法から行きましょう。
イメージ 1
全長は3cmしか違わず、どっちも「ざっと3.7mですね。」
明らかなAセグメント車ということになります。
全高も2.5cmしか違わず、どっちも「ざっと1.6mですね。」
まず寸法からして非常に近いものがあります。
ホイールベースに注目してみると、パンダ4×4の方が短いですね。
パンダが2300mmに対してスプラッシュは2360mmと長いです。
そうは言っても、どちらもショートホイールベースと言える範囲ですが。

フロア高はパンダ4×4の方が高いことが分かります。
これは、最初から全高1590mmの車として設計されたスプラッシュに対して
全高1550mmのノーマルパンダをベースにSUVに仕立てたパンダ4×4、
という成り立ちの違いですね。
全高としてはパンダ4×4の方が25mm高いんですが、
室内高としてはスプラッシュの方が少し勝ります。
パンダ4×4に試乗した時にも感覚的に分かった(気がした)。

スプラッシュはボンネットからのワンモーションフォルムが美しいですね。
サイドウィンドウもキックアップしていて、快活な印象。
パンダ4×4はボクシーな印象ですが、サイドドアに付いているガード、
広いホイルハウス、リアランプが食い込んだ荷室窓などデザイン性は高い。

パンダ4×4
イメージ 2

スプラッシュ
イメージ 3

ポップなインテリアも似ているところがあります。
鮮やかな色に柄をあしらったシートが最もそう思えるポイント。
ただ、スプラッシュは新車でも123万円という爆安価格なので、
さすがにインパネやドアトリムなどが安っぽいのは仕方がない。
パンダの方もカジュアルはカジュアルだが、
スプラッシュと比べると明らかにしっかりはしているし、
スクワークルをモチーフに完成された世界を作り上げており、
いろいろな意味でパンダ4×4の方に軍配が上がる。

それから似ているのが”走り味”だ。
腰から下がどっしりとした、重厚な走り味。
固めながらたっぷりとストロークする足。
試乗した感覚ではスプラッシュ以上にパンダがその性格を強めていた。
このあたりは納車した後にも追って報告したい。

スプラッシュは、手離した後でもまた乗りたいと思っていた車だ。
全長3.7mでも、1.2リッターNAでも、燃費は大して良くなくても、
そんなのはほとんど気にならなかった。希望としては、
「スプラッシュが、もうちょっと内外装の質感が上がって、
 MTの設定があったらなぁ」
こんな感じだった。
そう、その存在に近いのがパンダ4×4なのだ

パンダ4×4とスプラッシュ。
どちらもヨーロッパで生まれ、イタリアで育ったパンダと、
ドイツで育って海を渡ってきたスプラッシュ。
この2台、遠い親戚だったりするのかもしれない、なんて思ったりします。

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