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Channel: エディの書斎
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0.9リッターで鬼の低速トルク

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フィアット・パンダのエンジンは、875ccの2気筒ターボ。
最大馬力は85psとそれなりながら、
最大トルクが145Nmしかも1900回転で発生するというのは伊達ではなく、
回さなくても「何の不満もなく」と言っていいほどに走れてしまいます。

イメージ 1

タコメーターを見ると、ちゃんとと言うか8000回転まで刻んであるんですが、
多少の傾斜なら何のその2000回転以下で走れてしまいます。
4速で走行中にちょっとした登り勾配に差し掛かると、
208アリュールの時なら3速に落とさないといけなかったところも、
パンダでは2000回転近くまで回っていればギアをキープで行けます。
そりゃそうだ、最大トルク発生回転がそのあたりなんだから。

それでおまけに、
・2気筒特有の振動も1500回転くらいでも意外とそんなに気にならない。
 巡航は1500~2000回転の範囲で行う
・6段ギアでギア比も近いものだから、
 加速時は2000回転になったらギアアップして1500回転に落ちるという感じ
という具合で、2000回転以下で走れてしまうんですよ。
低回転でアクセルを踏み込む場面もなく走れてしまうんで、
これならJC08モード燃費15.5km/lという数値から受ける印象よりは
実燃費はそんなに悪化しないのでは?

まあ、3000回転とかまで使って走っても意外なほど静かなので、
そんな低回転ばかり使わなくてもいいんですが、
2000回転に達するとインパネ中央の液晶表示部に
「SHIFT UP」インジケーターが出るんですよ。
一応燃費を考えるとそういう運転がお勧めということなんですね。

そういえば今日発見したのは、発進時にアクセルを踏む必要がなく、
クラッチペダルをそっと浮かすだけで発進できてしまいますね。
低速トルクがあるからってのも理由の1つでしょうが、
これはどうやら「自動アイドルアップ制御」が入っているからのようです。
→ 別記事に移しました。

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