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Channel: エディの書斎
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アウディS1スポーツバック試乗

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アウディA3セダンに試乗した後、ボーナストラックへ突入w

アウディS1スポーツバック
イメージ 1
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アウディA1スポーツバックベースのSモデル。
全長4mを切るボディに2リッターターボエンジンを積み、
最大トルク370m、最大出力231馬力というモンスターマシン。
6速MTのみという硬派な設定。

前方から見る限り、A3とかA4に全く引けを取らない存在感。
A1は、お尻がのっぺりしていてイマイチだなぁと思っているのだが、
S1はなぜかカッコイイと思える。一体何が違うのか?不思議だ。

イメージ 3

内装のカッチリ感はA3セダンから乗り換えても全く違和感なく、
前を見ている限りはヒエラルキーを感じない。
A3セダンとの違いは、助手席との間のコンソールの有無。
まあ、あれが"高級車感"を出している感じはしますがね。

A1はかつて検討したことがあったが、後席の狭さで断念した。
久しぶりに見たが、シートバックが立っているので、やはりきつい。

3ぺダルは普通に扱えたので、ペダルレイアウトなど問題ないだろう。
6速MTのパンダ4×4に乗っているので、
同じ6速ギアのS1もだいたい似たギアだろうと思い、
さほどギクシャクせずに運転できた。当然エンストもせず。

私がMTで乗り付けたため、営業さんも安心して試乗させてくれたよう。
エンジン始動!「ブォン」という感じで、低音の野太いサウンド。
2気筒のパンダのようなバラバラ音はするわけもなく(笑)

エンジンはいい意味で大人しい?感じで、
1000回転そこいらで、もう十分なトルク。
逆に1000回転程度でもエンジンがブルブルしたりせず、使えてしまう。
時速60kmくらいで6速巡航できてしまう。
エンジン音も、少し回しても低い音の音圧が多少高まるくらい。
要は、スポーツモデルでありながら、
ジェントルに乗ろうと思えば乗れてしまう懐の深さがあるということだ。

登りのワインディングコースでは、
車速としては40km/hくらいかと思うが、
2速で行くようなイメージのようなところ、
3速でも十分なトルクが出てグイグイ行けてしまった。
まー、370Nmが1600回転で出るというのだから、
高回転まで使うシーンはほとんどないような気がする(苦笑)

そう、タイヤが相当な扁平タイヤにも関わらず、
乗り心地が固いという印象はなかった。
サスペンションがしっかりしているのだろう。

アウディS1は、普通+αくらいの乗り方では全く不足ないパワーがあり、
それでいて快適に乗ろうと思えば応えてくれる。
内外装も非常に上質な作りになっていてプレミアム感も十分だ。
しかし、私ではそのパフォーマンスを使い切れない。
ここまでのパフォーマンスは要らないと思った。

パンダ4×4に乗りながらの帰り道、
「運転の楽しさではアウディS1に負けてない」
と感じた。静粛性とか内外装の上質感ではS1の圧勝。
しかし、ツインエアエンジンの独特なビート音がやかましく響くのも、
これもまた楽しさを演出してくれているのだ。
145Nm/1900rpmと370Nm/1600rpmという差だから、
トルクは2.5倍も違う(笑)
でもパワーの出方、盛り上がり感が自然なので不満を感じないのだと思う。

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