アウディの認定中古車でほぼ決まりだろう、
あとはA3セダンかTTクーペかを決めるのが悩ましいなぁ、
と思っていたら、伏兵を見つけてしまった。
BMW320iクーペ
これぞクーペの本流ですよ!
正統派のクーペですよ!
クーペってそもそも何だ?ってことなんですが、
まずドアは2枚じゃないといけない!(笑)
実際には4ドアクーペという言葉もあるぐらいだから厳密には違うだろうが。
あとはTTクーペのようにルーフエンドがなだらかに落ちていく形状も
クーペと呼ぶものの、個人的には320iクーペのように
ルーフから荷室につながる形がクーペっぽいなと思う。
そして、伸びやかなフォルム、これこそがクーペ。
上の画像の伸びやかなフォルムを見ても想像できるかもしれないが、
この形を作るにはある程度の全長が必要になる。
320iクーペは全長4610mmと、実際にDセグの標準的な長さだ。
しかし注目なのは全幅で、1780mmなのだ。
近年このクラスの全幅は軒並み1800mmを優に超えてくる中で、
1780mmというのは非常に助かる。
これは320iクーペが2006年に開発されたモデルということが理由だろう。
先日アウディA3セダンを試乗した時に(記事)、
全幅1795mmでも苦にならなかった。
A3セダン+15cmの全長だが全幅は1795→1780mmとなるので、
取り回しの印象はあまり変わらないかもしれない。
後席の足元空間は割と余裕がありそうにも見えるが、
ヘッドクリアランスがないので大人は厳しいだろう。
何より、1400mm以下という全高の2ドアで、
後席に乗り降りするのは相当きついだろうから、
やはり2シーターとして扱うくらいが適当だろう。
320iクーペは、エンジンは2リッターNA、スペックは
最大トルク210Nm/4250rpm、最大馬力170馬力/6700rpm(後期モデル)と
可もなく不可もなく。NAなので穏やかな特性。
今回の増車の目的は「プレミアム感の追求」であって、
スポーツ性は要らないんで、こういうスペックがちょうどいいんです。
ただ、後輪駆動という点は気になります。
「駆け抜ける喜び」を体験してみたいっす!
一方でTTクーペは、やっぱりスポーツカーなんですよ。
クーペ寄りのスポーツカーなんですよ。
運転席に座ると、そういう精神状態になってしまうだろうなぁと思う。
え?貴様はBMWは好みではないと言っていただろ?
そうなんですよ。
でも、「許せないBMW」と「許せるBMW」があるんですよ(笑)
要はキドニーグリルの存在感が薄めで、ヘッドライトが優しい目をしてて、
Mスポーツのようなスポーティーさが薄ければ、OKです。
先代3シリーズはM系じゃなければ割と好きでした。
アウディも少し前が良かったなぁ。時代の流れなのか?
あと、少し前のモデルのBMWを乗っている人は、
何かおしゃれと感じます。個人的な感想ですが。
BMWはトランスミッションに関する不具合も特にないようで、
それは安心材料。まあ、他の故障はいろいろ出てきますが・・・。
まあ、320iクーペとしても認定中古車を買うことが前提ですね。