光岡の「ヒミコ」。その存在は知ってはいましたが、
注目して見たことはなかったですね。
しかし今回のモデルチェンジを機に、改めて見てみると
「これイイですね!」
「1930年代のビンテージカーを現代流に解釈した」
という触れ込みの通りですが、レトロでありながら
現代でも美しく、かっこいいと思いますね。
小さい頃に我が家にあったクラシックカーのミニカーが
原寸大になった、そんな不思議な感覚です。
内装を見ると「あ、ロードスターだ」とすぐに分かるのですが、
ベースはロードスター。しかし、全体のプロポーションを見ると
どう見てもロードスターよりも長く、「ん??」と思うのですが、
ホイールベースは600mmも延長されていて、なんと2910mm!
写真を見ると全長がすごく長く見えるんですが、
実は4580mmしかない。全高が1235mmしかなく、
かつフロント側だけが伸ばされているので、
こーんなに伸びやかに見えるんですね。
パワートレインはベースのロードスターを踏襲。
これは嬉しいことで、吹け上がりの良い1.5リッターエンジンと、
6速ATそして6速MTが選べる!
クラシカルなデザインなので、MTで運転するのが似合いますし、
それでいてスポーティーに思いのままに走らせることができる
というのは、非常に大きなポイントだと思います!
価格は約498万円から、高くても598万円。
何と比べるか?によると思うんですが、
「ベースのロードスターのガワを変えただけで200万円以上も高い」
と言えば、そうですね。
同じロードスターをベースとするアバルト124スパイダーからは、
エンジン違いはありますが約100万円のアップ幅まで縮まってきます。
メルセデスやBMWの2シーターオープンとなると、
今度はヒミコの方が安く感じてきます。
何より、このスタイルは唯一無二。
これに魅力を感じる人にとっては、1000万円でも買うのでは?と思うほど。
え?私?はい、かなりソソられてます(笑)
スタイル文句なし、動力性能文句なし、しかもMTが選べる!
問題は価格だけですね。中古でも値落ちしないだろうし・・・。
逆に言えば、価格が許せば所有したいと思える車です。