メルセデスが3/1に発表した「Ｓ４５０」には驚いた。
「直６」を復活させるというのだ。
しかもハイブリッドタイプとしている。
直６はＢＭＷの専売特許、そのＢＭＷですら、
いつまで作り続けるのか心配されていたほどだ。
そこにメルセデスが再度販売するなんて誰が予想していたか。
なんでも1997年に打ち切って以来、実に20年振りの直６だそう。
昨今、プレミアムメーカーがこぞってプレミアムＳＵＶを
投入しているように、高級車市場というのが盛り上がりを見せている。
エコブームも、一時の過熱ぶりからは落ち着いているように見える。
そういった流れを受けての、この直６復活なのではないか。
実際、直６エンジンはスムースさでは最高と言われているし、
その付加価値は今でもある程度認められるのだろう。
燃費の悪さについては、三菱電機と共同開発したという
ＩＳＧが回生・発進を担当、さらに電動スーパーチャージャーなども
採用したことによって、相当良くなっているようだ。
Ｓクラスベースということで価格は1147万円スタート、
まあぐうの音も出ない価格ですが(苦笑)、
それでもかなりインパクトのあるニュースでしたね。