昨日行われたダイヤモンドリング後楽園大会で、中嶋との一騎打ちに敗れた佐々木健介が
引退を匂わせる発言をして騒然となったという。
さきほどサムライTVで映像も見た。
まずは試合内容だが、本当に互角の勝負ができるほどに勝彦が成長しているなぁと実感。
そして健介は肉がだぶついている印象で体に張りがなかった。
パワーはあるのだが、動きがややもっさりしていたと思う。
最後は勝彦のジャーマンが完璧に決まってホールドもバッチリの3カウント。
「健介はまだ47歳なのに」と言われているが、普通に考えれば引退するに十分な年齢だ。
昨年は頸椎ヘルニアの手術もしているし、体にガタも来て当然。
ここ2、3年はフリーランスとして他団体に出て試合することも減ってきていて、
それは自分でセーブしていたのか、条件が合わなかったのか、
他団体から政治的な理由で断られていたのかは分からないが、
マット界における存在感は薄まっていたのも事実。
芸能活動も順調のようだし、この当たりで身を引くのもいいと思う。
さらに昨日、もう1人引退を発表した選手がいた。
夕陽だ。
高校を卒業した後の進路を考えた結果、海外留学することにしたので、
プロレスを引退すると本人の口から発表された。
いやー残念だ。
ブル中野を初めとして多くの人がその素質を認める逸材で、僕も好きな選手だった。
キャリア3年で引退とは、女子プロレス界は特に選手の入れ替わりが激しいと感じる。
ちょっと前には夏樹たいようが10周年を迎える今年で引退することを発表している。
また新たな選手が育ってくれることを願うしかない。