先だって上位モデルがファーストエディションとして台数限定で
導入されていましたが、晴れて正式発売となりました。
全長4425×全幅1875mmというサイズで「コンパクトSUV」とは
正直言って違和感は拭えないのですが・・・。
「コンパクトSUV」ってのはパンダ4×4みたいなサイズを言うんだよ!
全長はいいとしても、全幅1875mmというのは楽ではない。
全長が短いわりに取り回しが大変と感じる可能性もあるので要注意だ。
外観は、僕はこのトールハンマーデザインが好きじゃないんですよ。
イカつさが苦手な僕は、目つきがどうしても好きになれません。
2011年くらいから出始めた新世代ボルボのデザインは好きだったんですが、
トールハンマーになってから好きじゃなくなりました。
さて、エントリーモデルは前輪駆動で、エンジンは2リッター直噴ターボ。
最大トルク300Nm、最大出力190馬力とは立派なスペックだ。
車両重量は正式発表されていないが1500kg台半ばと思われて、
十分活発に走るだろう。
安全装備はもちろんてんこ盛り。
それで389万円からというプライスは、まあ頑張った方かと。
エントリーはよくある見かけだけの内容かと思ったら、
装備を見たら「別に全然行けるんじゃない?」と思える内容だった。
欲張らなければ、300万円台でボルボのSUVに乗れます。
国産で言えばC-HRが250~280万円ほどで買えるから、
それと比べると高いと思うが、1.2リッターターボ+CVTだから
走りの質という点で格が違うのは否めない。
スバルのXVも、2リッター自然吸気+CVTだとやはり不足。
マツダのCX-5は2.5リッターガソリンかディーゼルが選べて
270~300万円(2WD)から買える、この辺が同じ土俵での戦いだろう。