日産ジュークは、2010年の発売以来、欧州を中心にセンセーションを巻き起こし、
昨今のコンパクトSUVブームの火付け役になったとまで言われているんですが、
僕は「ザクレロ」みたいな顔がどうしても好きになれなかったんです。
全長4mちょっとというサイズ感とか、ルーフが後ろに行くにつれて
傾斜したクーペ的なフォルム、リアのダイナミックなランプ形状、
筋肉質なボディなんかは、確かに良いなという感じはありましたけども、
顔が全てを台無しにする破壊力がありました。
しかし、最近みかけたジュークは「んん?あまり変な顔に見えないな」と感じ、
むしろ「”アリ”じゃん」とも感じたんです。
と思ったら、2014年7月にマイナーチェンジがあって、
顔が少し変わっていたんですんね!
以前のモデルはメインのランプの上に細長いランプがあって、
これが細長い目に見えて「ザクレロ臭」を出していたんですが、
これがL字型になったことで、本来のメインランプが目として
認識されるようになったのだと思います。
ということで、顔が全て台無しにしていた状況が変われば、
あとは長所が際立って見えてくることになり、一気に評価が上がりました。
売れ筋は200万円程度で、コンパクトSUVブームの中でも
買いやすい価格帯だと思います。
1.5リッター自然吸気エンジンが標準で、JC08モードは18.0km/l。
ハイパフォーマンスモデルは1.6リッターターボ。
1.2リッター3気筒ターボエンジンがあったらいいなと思います。
個人的にはMT大好きなのでMT出して欲しいなぁと。
というかコンパクトSUVでMT設定があるのってCX-3だけなので、
もっとバリエーションが増えて欲しいなと思います。